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最近、よく忘れ物をするなら…確認したい「大人のADHD」サイン3つ

  • 2016.6.14
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若いころは何でもないと思っていたのに、最近、不注意が多かったり忘れ物をしてしまったりするということはありませんか?

もちろん、誰にだって少しのミスはあることです。しかしこれが、何回やっても治らない、集中できない、計画が立てられない、人の話を最後まで聞いていられないというなら、“大人のADHD”の可能性があります。

そこで今回は、薬剤師の筆者が、万が一のためにチェックしたいADHDの特徴をご紹介します。

 

■サイン1:不注意

大人のADHDで一番見られやすい状態が不注意。代表的な症状は次の7つです。

・仕事などでケアレスミスをする

・忘れ物、失くし物が多い

・約束を守ることができない、間に合わない

・時間管理が上手くできない

・仕事や作業を順番にできない

・片付けるのが苦手

・人の話を聞けない

このような症状があっても、“興味のあること”には集中できることもあります。そのため、集中できることとできないことの落差が激しく、周りから誤解を受けやすくなってしまうのです。

その他にも、多くの刺激を求める傾向があるので、1つのことよりも複数のことを同時並行に進行させるのを好むようになります。しかし、どれも完成させることができない状態で終わってしまうのが特徴です。

 

■サイン2:衝動性

代表的な症状は次の2つです。

・思ったことをすぐに口に出す

・衝動買いしてしまう

思い立ったらすぐに行動したがる傾向があるため、無計画の段階で動こうとします。

話したいことが頭に浮かぶと、相手の言葉をさえぎって話し始めてしまうこともあります。時には、人を傷つけるような言動だったり、いきなり怒りだしてしまったりすることも。また、自分が思ったことをなかなか発言できないとイライラしてしまいます。

このように自分の中のブレーキが利かないような状態が衝動性です。

 

■サイン3:多動性

多動性も代表的な症状は次の2つです。

・落ち着かない感じ

・貧乏ゆすりなど、目的のない動き

子どもだと、椅子に座っていられない、同じ空間にいられない、動いていないと落ち着かないという症状が見られます。大人の場合は、話が始まると止まらない、別のことに気が散りやすい、貧乏ゆすりや机を指先で叩くなどのくせがやめられないという症状が見られます。

 

ADHDの代表的な特徴をご紹介しましたが、このような症状は誰にでも起こることがあります。過度に不安にならないでください。

もし何か気になることがあったのであれば、まずは皆さんとよく接する方たち自分のことについて聞いてみましょう。

【筆者略歴】

※ 宮本知明 ・・・ 薬剤師×植物療法士。病院薬剤師を経て「薬と共存しない生活」の念いからホリスティックな健康観と出逢う。現在は、統合医療の知識をもった「ホリスティックな健康観を持つ女性」を育成する活動をしている。

【画像】

※ Image Point Fr / shutterstock

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