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パパも楽しくできる! 赤ちゃんの月齢別コミュニケーションの取り方

  • 2016.6.12
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【パパからのご相談】

先日、妻が産後2週間の里帰りを終え自宅に戻ってきました。

家族3人での新たな生活がスタートしたのですが、育児に加えて家事も頑張ってくれている妻に、短時間でも外出などができる自由な時間を過ごしてほしいと思っています。

でも、子どもはまだ生まれたての赤ちゃんで、何をしても無反応です。赤ちゃんと2人きりで過ごすとき、正直どう触れ合っていいのか分かりません。

なにか遊びのいいアイデアはありますか?

●A. 赤ちゃんに優しく触れ合ったり、語りかけたりしてみて。

ご相談ありがとうございます。ママライターのなかやまあぽろです。

赤ちゃんのいる生活はいかがでしょうか。今は不慣れなことも多いと思いますが、ご相談者様の優しい気持ち、全国のママたちが応援していますよ!

生まれたての赤ちゃんは、まだ昼夜の区別はついておらず、飲んでは寝るというサイクルを繰り返しているころです。

感情も未発達。快と不快から始まり、2〜3か月ごろからあやされて喜んだり満足したりなどの複雑な感情が芽生えてきます。

感情がないといって、生まれたての赤ちゃんを抱きながら常にスマートフォンとにらめっこ、とはもったいない話です。

生まれたときから、赤ちゃんとパパ・ママとの信頼関係の形成は始まっています。

優しく触れたり、たくさん語りかけたりしてあげると赤ちゃんは安らぎ、心地よい気分になります。感情に表せなくても、赤ちゃんはちゃんと受け止めている のです。

今回は、県の医師会監修の月齢別コミュニケーションの取り方をまとめてみました。これを読んで、パパもイクメン目指して頑張ってくださいね!

●0~1か月の赤ちゃんは、優しい声をかけながら触れ合って

●(1)ほっぺをつんつんしてみましょう

生まれたての赤ちゃんは、特に肌の刺激に敏感 です。優しく触れられたり、抱っこされたりすることによって心地よさを感じます。

このころはまだ視力もあまりありませんが、顔を近づけて目と目を合わせ、ほっぺを指でつんつんしてみましょう。

笑顔で語りかけたり、オリジナルの歌を作って歌いながら触れ合ったりするなど工夫してあげると、赤ちゃんとの信頼関係も自然に育っていきます。

●(2)おなかの上に乗せて、ゆったりと

赤ちゃんが一番安心するのは、パパやママと密着すること。どの月齢の赤ちゃんとでも、親子のきずなを育むのにぴったりな方法と言われています。

ゆったりとした気持ちでパパやママが仰向けになり、おなかの上に赤ちゃんを寝かせるようにして抱っこしてみましょう。

このころの赤ちゃんは首がまだ座っていないので、首は横向き に寝かせてあげましょう。頭を支えながらゆらゆらとそっと揺れてみるのもおすすめです。

●(3)抱っこしながら、歌でゆらゆら

横向きで優しく抱っこし、童謡などをゆっくり歌ってあげながらリズムに合わせてゆらゆらしてみましょう。

パパは慣れていない抱っこに緊張するかもしれませんが、肩の力を抜いて赤ちゃんを包み込むような形 で抱っこしてあげてくださいね。

歌は恥ずかしいというパパもいるかもしれませんが、優しいメロディーのCDなどをうまく使ってみてください。

また、抱っこしているときは首をしっかり支えましょう。激しく揺らすのは危険です。CDなどをかける場合も、音量には十分注意しましょう。

●2~3か月の赤ちゃんは、お散歩で新しい刺激を

●(1)おなかに口を当て、ブーッと息を吹いてみましょう

赤ちゃんに「今からおなかにブーするね」などと話しかけながらおなかに口を当てて、初めは優しくブーッと息を吹きかけてみてください。

「くすぐったい」という感覚と音が、赤ちゃんの脳や心を発達させる そう。これは2~3か月以降のどんな月齢の赤ちゃんも楽しめるスキンシップの一つです。

また、パパもママも一緒に楽しむことが赤ちゃんに楽しさが伝わるポイントです。

●(2)五感を使った遊びを始めましょう

どのご家庭にもあるレジ袋や紙袋を、丸めたりこすったりしてさまざまな音を聞かせてあげましょう 。

皮膚に当たる感覚も育つころなので、積み木をほっぺにペタンと当ててみたり、でこぼこしているものを触らせたりしてみましょう。

赤ちゃんにとっては全てが新しくて不思議なことばかり。声をかけながら遊んであげましょう。

●(3)お散歩で世界を広げて

2~3か月の赤ちゃんは、特に音に関心がある とされています。一歩外に出ると、鳥の鳴き声や風のそよぎ、花の香りなど刺激がいっぱい。

大人が普段気にもとめないことが、赤ちゃんの世界をどんどん広げてくれます。

パパもママも注意深くそれらをキャッチしながら、「風が気持ちいいね」「小鳥さんの鳴き声聞こえるかな?」などとたくさん語りかけてあげるのがポイントです。

赤ちゃんの反応を待つのではなく、親子で触れ合いながら、「赤ちゃんの感情や親子のきずなを育てる」という気持ちで赤ちゃんとコミュニケーションをとることができたらいいですね。

【参考文献】

・『パパスイッチオン! ぎふイクメンへの道』岐阜県医師会・監修

●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)

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