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食べればキョーレツな紫外線もへっちゃら!? 「夏が旬の美肌食材」3つ

  • 2016.6.11
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梅雨が明けるといよいよ夏本番。海水浴にキャンプにプールと屋外レジャーが目白押しですが、1年で1番紫外線が強い季節であることを忘れてはいけません。

日焼け止めなど外からのケアも大事ですが、夏には栄養たっぷりの旬の食材がたくさんあります。そのなかでも美肌を作る効果のある食べものの力を借りない手はないですね。

そこで今回は、管理栄養士の筆者が、夏の旬野菜からとっておきの美肌食材を3つピックアップしてご紹介します。

 

■1:ビタミンエースが勢揃い!かぼちゃ

甘くてホクホクの美味しいかぼちゃには、“ビタミンエース”と呼ばれるビタミンがすべて入っています。ビタミンエースとは、ビタミンA(βカロテン)、C、Eのこと。これらは協同して働き、強い抗酸化作用を発揮してくれます。

紫外線で肌がダメージを受けると活性酸素が大量に発生し、これが肌トラブルの原因になります。ビタミンエースはそれを除去してくれる働きを持っているのです。

βカロテンは皮に多く含まれているので、皮はむかずに食べるのが効率の良い食べ方です。

 

■2:ネバネバが腸を整える!オクラ

夏野菜の代表選手オクラ。オクラと言えばあの独特のネバネバですよね。あの粘り成分は、水溶性食物繊維のペクチンや多糖類のムチン。

ペクチンとムチンは腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。肌は内臓の鏡と言われているので、腸の中が綺麗であることは重要なことです。

茹で過ぎると粘り成分が流れていってしまうので、茹で時間に注意しましょう。

 

■3:トマト以上の効果?スイカ

もうすでにスーパーに出始めている夏の風物詩、スイカ。実はスイカにはトマトに多く含まれていることで有名なリコピンが含まれています。しかもその量はトマト以上!

リコピンも強力な抗酸化作用を持っており、紫外線によって発生した活性酸素を除去してくれます。また、シトルリンという成分は天然の保湿成分で、肌の潤いを保つことにも役立ちます。

 

いかがでしたか? 日本にはハッキリとした四季があり、それぞれの季節に適した農産物があります。

旬の食材は一番美味しく栄養価も高いので、積極的に食生活にとりいれたいですね。

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、”不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ

【画像】

※ ArminStaudt / PIXTA

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