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「察してほしい」は伝わらない! 気が利かないパートナーの対処法(1)

  • 2016.6.11
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こんにちは、恋愛作家の片瀬萩乃です。「この人は、私のこと何でもわかってくれている!」そう思って一緒になったのに、生活していると「この人、何にもわかってない!」なんて不満に思う女性も少なくないのではないでしょうか?

© Monkey Business - Fotolia.com

結婚している女性の話を聞くことも多いのですが、とにかく多いのが「気が利かない!」というものです。

例えば「そのお皿洗っておいて」とお願いした場合、そのお皿だけを洗って、近くにあるお鍋は洗ってくれない。「洗濯物を取り込んでおいて」とお願いしても、取り込むだけでたたむことはしない。こちらが家事などでバタバタしていても、お構いなしにスマホゲームを楽しむ。という具合でしょうか。

今回は、このような気が利かないパートナーの上手な対処法を考えてみましょう。

■「察してほしい」は女性の得意技

女性は友達同士や恋人に「髪切ったね」「その服いいね」と伝えますよね。しかし男性はこれが本当に苦手。「彼が髪を切ったのに全然気づいてくれません! 私に興味がないんですか?」という愚痴にも似た相談を受けることもあるほど。多くの男性がこのようなシチュエーションで、彼女を怒らせてしまったことがあるかと思います。

女性の洞察力は男性よりも鋭いです。

そのため、ちょっとした変化に気づきます。これ自体素晴らしいことですし、そのおかげで生まれた物も多くあります。

しかし、これを相手に求めてしまうのが得意なのも、女性なのかもしれません。こちら側が当たり前にできることは、ついつい相手にも「できて当然」と思いがちです。

しかし、当たり前ではない人にすれば、初めて(もしくは不慣れなこと)なのです。ですから、察してほしいと願っていても、男性にはなかなか気づかれることはないため、ストレスだけが溜まっていく結果になります。

■頼み事は「一回限り有効」だと心得る

「察してほしいとは思わないけれど、前も言ったことやってくれないとかどうよ!? 」と思われるかもしれませんが、これも考えてみてください。覚えたての仕事をスムーズにこなすことは、できません。相手にとってみても、当たり前(習慣化)されていないことに関してみれば、次にまた同じことを言われたとしてもできるとは限らないのです。

そのためにも、お願いごとは「一回限り有効」だと頭に置いておきましょう。間違っても「前も言ったけど!」なんて言わないでくださいね。何度も同じことを伝える側にすると、気分は良くないかもしれませんが、何度か同じことを繰り返していると、相手の行動に少しでも変化が出てきます。

1から10まで完璧にできるなんて、なかなかないことだと、肝に銘じておきましょう。

■気が利く行動を少しでもしたときに感謝する

そして何よりも大切なことは、やってくれことに「感謝」することです。

「自分は同じことをして感謝されたことないのに」と思うかもしれませんが、それは相手にとって、当たり前になってしまっているからです。

逆に言えば「手伝うのが当たり前」とあなた自身も考えているからこそ、お願いしたことやちょっと気が利くことをしてくれたとしても、感謝の言葉をかけていないのです。

「言ったことしかやってくれないんだから!」と怒る気持ちもわかりますが、それよりも「言ったことをちゃんとこなしてくれる」と考えると、感謝の気持ちになりますよね。

このような気持ちで接していると、徐々に相手も「当たり前」がありがたいことだと気づいてくれるようになります。

「気がきかないパートナーの対処法(2)」ではより具体的な方法をご紹介してきます。

(片瀬 萩乃)

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