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ゴールデン・グローブ賞ノミネート『アン・リー/はじまりの物語』2026年初夏に日本公開決定!

  • 2025.12.9

本年度ヴェネチア映画祭で最長となる15分間のスタンディングオベーションで迎えられ、映画賞レースに忽然と現れた、一人の女性の衝撃の実話『アン・リー/はじまりの物語』が2026年初夏に公開となることが決定。さらに、第83回ゴールデングローブ賞にてアマンダ・セイフライドが主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされた。

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200年の時を超えて、現代に生き続けるアン・リーの物語を描く本作。18世紀という時代に、性差や人種を超えた人間の平等を唱え、自らをキリストの女性的化身と信じ、その信念のもとアメリカに渡り、数々の受難にも耐えながら”シェーカー教団”と呼ばれるユートピアを築いた一人の女性がいた。彼女の名前は、アン・リー。その精神的な影響のみならず、信仰から生まれたシンプルで美しいライフスタイルは”シェーカーズスタイル”と呼ばれる。その有用的でモダンなデザインは、いまも日本や世界で大きな影響を与え続けている。

そんな、時代の先駆者とも言えるリーの人生に魅了され、その類稀な物語を再現すべく、アカデミー賞に輝いた『ブルータリスト』(24)のチームが再結集。監督は『ブルータリスト』で脚本を手掛け、本作でもパートナーのブラディ・コーベットと共に共同脚本、製作を兼ねる、モナ・ファストヴォールドが務める。彼女の華麗で大胆さを極めた世界観を、アカデミー賞受賞のダニエル・ブルームバーグの音楽、セリア・ローソン=ホールの振り付け、100%フィルム撮影による荘厳で深みのある映像で完全映像化した。

本作で、主人公のアン・リーを演じるのは、『マンマ・ミーア!』(08)、『レ・ミゼラブル』(12)で高く評価され、『Mank/マンク』(20)でアカデミー賞ノミネートを果たしたアマンダ・セイフライド。伝説の女性の優しさ、思いやりから、強さ、その狂気までキャリアベストの熱演で演じきり、共演のルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー、クリストファー・アボットといった才能溢れる俳優陣とともに、圧巻のダンスと歌唱で唯一無二の映像体験を体現する。このたび、彼女が第83回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされた。

世界最高峰の才能を集めて構築されたミュージカルシーンはどのような感動を呼ぶのだろうか?ヴェネチア国際映画祭以降、各国のレビューでも満点を連発、早くもアカデミー賞最有力との声が高い本作に今後も注目していきたい。

文/鈴木レイヤ

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