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色白肌をキープ! 日焼けを予防する“トマト”の効果的な食べ方とレシピ

  • 2016.6.6
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こんにちは、ライターの佐原チハルです。

スーパーの野菜コーナーで、一年中鮮やかに赤く存在感を示してくれている“トマト”。

このトマトが、つらい夏を少しでも快調に過ごすための強力な味方になってくれること、ご存じですか?

●トマトには、夏に注目したい栄養素が豊富!

夏に積極的にとりたい栄養素といえば、夏バテしないためのビタミンB1とアリシンが有名です。

けれど、強い日差しなどの“外側からの脅威”に備えたいのであれば、注目は『リコピン』 です。リコピンはトマトの赤い色素で、“抗酸化作用”という働きを持っています。

活性酸素はメラニンを生成します。メラニンは、肌トラブル・皮膚ガンなどの発生を防いでくれるために必要なものですが、紫外線を浴びるなどして過剰に生成されてしまうとシミなどの原因になります。

リコピンがこの活性酸素をおさえてくれることで、メラニンによる肌の悩みを予防することができるのです。またシミだけでなく、日焼け予防やしわの改善になる とも言われています。

なおトマトには、リコピンの他にも『ビタミン』『ミネラル』などが豊富に含まれている点も特徴です。トマトは夏にとっておきたい栄養素がつまった食材なのですね。

●トマトを食べるときには“油と一緒”がオススメ!

トマトは生で食べるよりも、“油を使って調理する”のが俄然オススメです。

リコピンは油に溶けやすい性質を持っています。効率的に摂取するには、油と一緒に料理してしまうほうがいいのです。トマトの栄養素は加熱しても逃げにくい ので、その点も安心できます。

ケチャップなどで有名な『カゴメ株式会社』のホームページでは、“オリーブオイルとトマトを使ったイタリア料理が多い”ことや、忙しい朝食には“牛乳をかけたシリアルとトマトジュース”という組み合わせがオススメである点などが紹介されています。

牛乳に含まれる脂肪分がリコピンの吸収を高めてくれるのだそう。“牛乳をかけたシリアルとトマトジュース”であれば、朝のバタバタした時間でも簡単に取り入れられそうですね!

●忙しいママたちに聞いた、トマトのお手軽レシピをご紹介

栄養素のことがたとえ頭にあっても、慌ただしい日々で、実際は食事作りに手間をかけていられないことも多い のではないでしょうか。

そこで、日頃から忙しくしているママたちに、トマトを上手に使った簡単レシピを教えてもらいました!

『オリーブオイルで、卵と一緒に炒めるだけ! 卵と一緒ならうちの子はだいたい何でも食べるから。味付けは、鶏がらスープの素とかだしの素とか、塩胡椒だけでもおいしい』(20代/ワーキングマザー)

『アルミホイルの上に並べてトースターで焼く。そのあと、チーズ・塩胡椒・オリーブオイルをかけてもう一度焼く。子どもも食べるけど、私や夫が晩酌のおつまみにすることが多いかな』(30代/ワーキングマザー)

『塩胡椒とかタレで味付けした豚肉をミニトマトに巻いて、オーブンで焼くだけ! 肉の油とトマトのさっぱりさが合う!』(30代/ワーキングマザー)

『ホールトマトとかの缶をそのまま鍋に入れて、適当な野菜・適当な肉と一緒に煮るだけ。味付けは鶏がらとかコンソメとかで適当に。中華風の味付けにするときは、ごま油を最後に少しだけたらす』(40代/ワーキングマザー)

トマトの赤は食卓にも映えますので、見た目にもおいしそうで食欲も増進されますね。気軽に取り入れて、夏の紫外線に負けない体を作りましょう!

【参考リンク】

・トマトのちょっといい話 | 一般社団法人 全国トマト工業会(http://www.japan-tomato.or.jp/knowledge/)

・トマトの機能・効能について | カゴメ株式会社(http://www.kagome.co.jp/tomato/tomato-univ/medical/)

・「活性酸素と老化の関係」 | サントリー健康情報レポート(http://health.suntory.co.jp/professor/vol6/)

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

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