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器まで氷!京都の老舗氷屋さんがプロデュースした“生絞り系”フルーツシロップのふわふわかき氷

  • 2016.6.6
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京都・八坂神社のほど近くに建つ、京都でもっとも古い氷屋がプロデュースするカフェ&バー「祇園下河原 page one」では、器まで氷で作られたふわふわのかき氷を一年中いただくことができます。暑くなるこれからの季節。目にも涼しいこのかき氷を求めて、多くの人がこのお店を訪れています。

八坂神社からすぐ。京の老舗氷屋「森田氷室本店」が運営

朱色の楼門がひときわ目を引く京都・八坂神社。その南門から南へ歩いて数分のところに「祇園下河原 page one」はあります。下河原は、行列の絶えない丼屋さんやお土産物屋さんなどが軒を連ねる界隈。白い壁に3つの丸い窓が配された京町家を探しましょう。

「祇園下河原 page one」は、明治16年創業の氷屋「森田氷室本店」がプロデュースするカフェ&バー。「森田氷室本店」の若い兄弟が切り盛りしています。

純水の氷をていねいに削ってふわふわに。氷の器も手作り!

かき氷が目の前に運ばれてくるとびっくり。高さ20cmは優に超えるボリュームもさることながら、かき氷の入った器も氷でできています。

かき氷に使われるのは、祇園の料亭などでも使われているという良質な純水の氷。オーダーごとにていねいに削っています。器の氷も、食べる氷と同様の純水の氷。こちらも一つ一つ手作りしているそうで、夏の混雑時には閉店前に売り切れてしまうこともあるのだそうです。

フレッシュフルーツたっぷりのシロップがとても贅沢

かき氷にかけるシロップには、京都らしい宇治金時や定番のイチゴなどがありますが、とくにおすすめなのがフレッシュフルーツを存分に使った「生絞り」系。イチゴとレモン、オレンジの3種が用意されていますよ。

「生絞りレモン」(メインカット)は、爽やかな味。見た目はほとんど真っ白ですが、じつはたっぷりとシロップがかかっていて、中まで食べ進めても、ずっとレモンの酸味が感じられます。

「生絞り苺」は、果肉たっぷりの贅沢な一品。つぶしたイチゴのとろりとした食感と、口に入れるやいなや、すっと溶ける繊細な氷のハーモニーがたまりません。

氷屋さんプロデュースなので一年中、かき氷をいただけますが、夏の時期には、このかき氷を求めて行列が絶えません。「開店まもなくであれば、夏でも比較的スムーズにお入りいただけると思います」とご主人が話してくださいました。

店内奥には、柔らかな緑の美しい紅葉の植わった坪庭もあります。氷屋さんならではの、涼しげでダイナミックなかき氷。この夏、味わってみませんか。

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