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紫外線になんて負けません!守備力を高める日焼け止めの選び方と塗り方

  • 2016.6.5
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選び方ポイント① 「紫外線散乱剤と紫外線吸収剤」

出典:

ピカママコミュニュティ公式HPより

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まず、日焼け止めは大きく分けると「紫外線散乱剤」か「紫外線吸収剤」が使われた2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

紫外線散乱剤

紫外線を肌の表面で反射・散乱させることで、紫外線が肌に入り込むのを防ぐ
メリット:有機化合物ではないので肌への負担が少ない
デメリット:伸びが悪く、ベタベタしたり白浮きしやすいものが多い

紫外線吸収剤

皮膚の表面で紫外線を吸収し、化学的にエネルギーに変えて放出する。そうして紫外線が肌の内部に入り込むのを防ぐ
メリット:紫外線を防ぐ力が強い。白浮きしなく、塗り心地もなめらかで使い心地が◎
デメリット:散乱剤に比べて肌への負担が大きい。一定量の紫外線を吸収すると防御力が弱くなるため塗り直しが必要

どっちを選べばいいの?

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まとめると上記のような違いがありますが、今では科学技術が発達し、白浮きしにくい“散乱剤”のものや、敏感肌の方も安心して使える“吸収剤”の日焼け止めも登場しています。また両方を使用したものや、汗や水に反応し紫外線防御膜を強化するという独自処方のものまで様々。
まず1つ目のポイントは、パッと目につくSPFやPAなどの紫外線防御指数だけで選ばず、お肌への負担についても考えてあげることです。ぜひ成分などにも着目してみてくださいね!

選び方ポイント② 「SPFとPA」の意味を理解して使い分ける

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出典:KOSE公式HPより

成分ももちろん大切ですが、日焼け止めを選ぶのですから、この2つも重要ポイントです!
紫外線には、「A波(UVA)」「B波(UVB)」「C波(UVC)」の3種類があります。その中で地上に届くのは、「紫外線A波(UVA)」と「紫外線B波(UVB)」。
これらの紫外線をそれぞれ防ぐ指標として使われているのが“SPF”と“PA”です。

◆SPF:しみ・そばかすの原因となる紫外線UVBの防御指数。約20分の間、何も付けていない素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばすことができるかを表したもの。(SPF20の場合:20分×20=400分=6時間40分が日焼けを抑制できる時間)
◆PA : しわやたるみの原因となる紫外線UVAの防御指数。強さを+で表現し、4段階あります。

夏は「SPF50&PA++++」なら安心なのでは??

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ここで2つ目のポイント!防御指数が高いほど安心と思いがちですが、その分肌への負担をかけてしまいます。
ですので、洗濯物を干したり、近くへの買い物程度ならSPF20、PA++程度のものでOK。長時間の外出や海など、直接紫外線を浴びる場合は、SPF30以上、PA+++くらいがおすすめです◎
心配な方は、日傘などでプラスの対策を!

日焼け止めの正しい塗り方とお直し術

とにかく塗れば安心ではありません。塗り方にもポイントがあります♪そして午後に塗り直しをしてあげると、より紫外線からお肌を守ってあげることができますよ◎

効果的な日焼け止めの塗り方

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①化粧水・乳液などで肌を整える
②日焼け止めを必要量一度手の甲にのせ、額・鼻・両頬・顎にのせていく
③指でトントンと肌にのせるようなイメージで、優しく全体に馴染ませていく(肌に塗り込まない)
④日焼けしやすい部分は、もう一度薄く重ねる
この後は、下地→ファンデーションで完成です。化粧下地として使用できる日焼け止めの場合は、化粧下地はなくてOKです。

塗り直しで守備力アップ

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日焼け止めは、汗や水で流れ落ちてしまいます。なので、夏は特に塗り直しが必要です。
【使うもの】パフ(スポンジ)、日焼け止め、ファンデーション
①パフ(スポンジ)に日焼け止めを馴染ませ、よれたファンデーションを拭き取るように日焼け止めをのせる
②上からファンデーションやパウダーで仕上げて完成
急いでいる時は、余分な皮脂をティッシュオフし、UV効果のあるファンデーションやパウダーをパフなどでのせてあげるだけでもOK。

まとめ

お肌にとって日焼け止めを塗ることも負担にはなりますが、それより紫外線を直接浴びるほうがもっとお肌を痛めてしまうことに…。
いろんな角度から紫外線に狙われるこの季節は、しっかり対策とケアで乗り切りましょう!

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