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【ネコ漫画】「私たちの年齢的に迎えられる最後の猫かも」保護猫と暮らすごく普通の愛おしい毎日を描く作品に共感【著者に聞く】

  • 2025.11.16
 猫が来た日麦編 画像提供:暁龍さん
猫が来た日麦編 画像提供:暁龍さん

愛猫家の暁龍(@ankomugio)さんは、SNSやブログを中心にネコ漫画を公開している。Instagramのフォロワー数は5.8万人(2025年11月12日現在)、飼い猫たちが繰り広げるけんかやトイレ事件などをコミカルに描いている。本作を描いた経緯や猫たちの日頃の様子などについて、暁龍さんにインタビューした。

3匹の猫と過ごす何気ない日常を、愛情たっぷりに描く実話コミック

猫たちのかわいい姿をスマホで撮影する飼い主 画像提供:暁龍さん
猫たちのかわいい姿をスマホで撮影する飼い主 画像提供:暁龍さん
猫が来た日麦編8-1 画像提供:暁龍さん
猫が来た日麦編8-1 画像提供:暁龍さん
8-2 画像提供:暁龍さん
8-2 画像提供:暁龍さん

猫と暮らすようになり、「いつか猫漫画を描いてみたい」と思っていたという作者・暁龍さん。2匹目に迎えた麦が体の弱い子だったことをきっかけに、「毎日を忘れないように描き残したい」と漫画を描き始めたという。「ちょうど漫画がデジタル移行期で、結果的にとてもいい練習にもなりました」と語る。

麦との出会いは、里親募集サイトでの1枚の写真がきっかけ。「写真を見た瞬間に『この子だ』と思いました。実際に会ってみたら、人見知りせずフレンドリーで、イメージ通りのイケメンでした」と当時を振り返る。先住猫のあんことの関係は、まるで姉と弟のようで、ときどきじゃれ合いながらも本気のケンカにはならないという。穏やかな麦と、少し気の強いあんこが織りなす日常は、読者の心をほっこりさせてくれる。

暁龍さんが特に好きな仕草は、麦が腕枕で寝る姿だという。「腕を差し出すとくるくる回って車庫入れのように収まるのがかわいいです。眠りが深くなると体を預けてくる感じもたまらないです」と嬉しそうに話す。また寒い季節には、あんこが布団に潜り込んでお腹の上で眠るのが日課だそう。「昼間はちょっと大人なあんこですが、このときだけは赤ちゃんみたいで本当にかわいい」と続ける。

「私たちの年齢的にあんこと麦とまるの次の猫は迎えられません。3匹と暮らすこのごく普通の毎日を出来る限り続けたいです」と語る暁龍さん。ブログでは「人間の話」や「昭和の話」など、自身の体験をもとにした作品も発表している。

リアルでコミカル、そしてどこか切なく温かい。猫たちとの日常を丁寧に綴った本作は、猫好きならぜひ一読してほしい。

取材協力:暁龍(@ankomugio)

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