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日本とアメリカの結婚事情。高学歴の女性が結婚できないのはどちら?

  • 2016.5.28
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結婚率の低下は先進国の共通問題

愛カツニュースでもたびたび取り上げているように、日本では年々、生涯未婚率は増加する一方。この状況は先進国に共通する問題と言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

今回は、アメリカの状況をピックアップし、その状況をお伝えします。

下の表はアメリカの18歳から32歳における結婚率の推移です。

1960年(昭和35年)で65%、1980年(昭和55年)で48%、1997年(平成9年)で36%、直近2013年(平成25年)で26%とやはり、年々低下しています。

一方、日本ではどうでしょうか。国勢調査の数字によると、1960年で64.6%(※この年のみ20-34歳)、1980年で45.7%、2000年(平成12年)で30.1%、2010年(平成22年)で29.0%と同様に減少傾向です。

経済、同棲、宗教が最たる理由

では、アメリカにおける主たる原因は何でしょうか?

米国の調査機関であるPew Research CenterのSam Sturgeon氏によれば、その一つは経済の停滞と言われています。経済の停滞により、高等教育を受けていない人に対しては十分な仕事を提供できなくなっています。これはスキルを持っていない男性にとっては致命的です。結婚のベースとなる収入が失われてしまい、男性も女性も結婚を後ろ倒しする傾向が発生しています。日本でも、収入が低い、非正規雇用の男性については結婚率が著しく低い結果となっていますが、アメリカでも同様の課題があります。

つぎに、婚外子を持つ同棲カップルが増えたことも結婚率を下げる原因になったとのこと。余談ではありますが、この調査によると、同棲の関係というのは、結婚関係よりも不安定であり、寿命に悪影響を及ぼすと言われています。

最後にもう一つ、重要なポイントは「宗教」です。今ではアメリカでも無宗教の人が増えており、宗教の教えによる結婚の強制力が低下しているのも、結婚率が低下する要因であると結論づけています。

アメリカでは低学歴の女性は結婚しづらくなっている。日本では?

特にアメリカでは低学歴の女性において、結婚率の低下が顕著になっています。2008年から15年にかけて、高卒以下の女性の結婚率が13%も低下しています。一方で、大卒以上は30%から36%に向上する、という対照的な結果に。

ここでもSturgeon氏は、大卒女性には高学歴-結婚-出産という「成功法則」があると説明しています。

どんな女性もあるタイミングで結婚をしたいと思っているけれども、低学歴の女性は経済的な改善や、よりよい収入を持った相手探しに固執し、結婚タイミングを逸するとのこと。

女性の年齢別(20-39 歳),学歴別,就業別,従業員規模別未婚率(『平成 19 年就業構造基本調査』)の結果によると、日本ではむしろ高学歴の女性の方が結婚率が低くなっており、時系列調査の結果が待たれるところです。筆者の身の回りにいる様々な友人を見ても、高学歴の女性が結婚しやすく、低学歴だからと言って結婚しづらい、というのは無いように感じています。

今回は日本人とアメリカ人の結婚率、について調べましたが、今後は出会いや恋愛、婚活事情について調査します。そして、他のアジア・ヨーロッパ地域との比較も進めていきます。

参考・引用:Deseret News National, overmillion challenge
(恋愛分析官・新上幸二)

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