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「すみません…」立ち合い出産中、夫が助産師にまさかのひと言。分娩室が騒然!夫が予想外の行動に!

  • 2025.10.13

初めての出産のとき、夫は仕事を休み、ずっと私に付き添ってくれていました。夫や助産師さんに助けられながら痛みに耐えていたのですが……。

信じられない!夫の言動に絶句…

ベッドに腰をかけ、私の背中をさすっていた夫が手を離し、スースーと寝息をたて始めたのです。私はあきれて怒る気力もなく、ひとりで痛みに耐えていました。それから徐々に痛みが激しさを増し、すぐ隣で私が悶えているのに起きる気配はなく、起こしてもまったく目を覚まさない夫。さらに数時間が経ち朝になり、子宮口が開き、助産師さんが夫を叩き起こしてくれて、一緒に分娩室に移動しました。

先生の準備も整い、いきみ始めましたが、赤ちゃんはなかなか出てきてくれず……。すると、なんと夫は、助産師さんに「あのー、すみません。生まれるとき呼んでください」と言って分娩室を出ていったのです。そして、いよいよ生まれる!となったとき、助産師さんが「お父さん、病室で寝てるので起こしてきます!」と言い、分娩室を出ていきました。それから数分後、夫が眠そうにたらたらと歩きながら分娩室に入ってきて、無事に出産。

生まれたわが子の顔を見てすぐ、「眠たいから帰るね」と言って、再び分娩室を出ていった夫の背中は今でも忘れられません。初めての出産で不安だった私としては、隣にいて手を繋いでくれているだけでよかったのです。このことだけが原因というわけではないですが、価値観の違いから夫婦関係がうまくいかなくなり、2人目の子どもが生まれてしばらくして私はシングルマザーになりました。離婚となってしまいましたが、夫は子どものことを、夫婦だったころも別れた今もすごくかわいがってくれています。

著者:田中 里奈/20代・女性・会社員。2児の母。シングルマザー。仕事に育児に奮闘中。

イラスト:あま田こにー

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー編集部

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