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カン・ドンウォン×チョン・ジヒョン復帰作『北極星』、“成熟した大人の愛”に「最高」の声

  • 2025.10.10

2025年10月1日に最終話が配信された韓国ドラマ『北極星』(ディズニープラス独占配信)。チョン・ジヒョンとカン・ドンウォンという韓国2大スターの共演作が、配信から約1カ月でSNS上で反響を呼んでいる。実際に寄せられた声とともに作品の魅力を探った。

南北分断を背景に描く、大統領候補と脱北者の“許されぬ愛”

『北極星』は、韓国の女性大統領候補と“秘密”を抱えた脱北者の孤独な二人が、立場を超えて惹かれ合う姿を描いたスペクタクル・ロマンス。

大統領候補の妻で外交官のソ・ムンジュ(チョン・ジヒョン)
大統領候補の妻で外交官のソ・ムンジュ(チョン・ジヒョン)
秘密のベールに包まれた謎めいたサンホ(カン・ドンウォン)
秘密のベールに包まれた謎めいたサンホ(カン・ドンウォン)

大統領候補の妻で外交官のムンジュ(チョン・ジヒョン)は、集会で射殺された夫の遺志を継ぎ、自らが大統領候補として出馬を決意。夫の死の真相を探るうち、彼女自身も命を狙われることに。その危機を救ったのが、脱北者の男・サンホ(カン・ドンウォン)だった。ムンジュは彼をボディガードとして雇うが、共に孤独を分かち合う二人はいつしか惹かれあっていく。しかし、サンホは“ある秘密”を抱えており、二人は南北朝鮮の平和をも揺るがす脅威に翻弄されていく——。

カン・ドンウォン20年ぶり、チョン・ジヒョン3年ぶりのドラマ復帰

韓国を代表するトップスター二人の夢の共演が実現
韓国を代表するトップスター二人の夢の共演が実現

本作最大の注目ポイントは、韓国を代表する2大スターの共演だ。『ベイビー・ブローカー』『新感染半島 ファイナル・ステージ』など映画を中心に活躍してきたカン・ドンウォンにとって、2004年の『マジック』以来、実に20年ぶりのドラマ出演。さらに、本作では製作総指揮としても名を連ねている。

一方のチョン・ジヒョンも、2021年の『智異山』以来3年ぶりのドラマ復帰作。『猟奇的な彼女』で世界的スターとなり、『星から来たあなた』『青い海の伝説』などヒット作を連発してきた国民的女優が、満を持して選んだ作品だ。

SNSでは「カン・ドンウォンとチョン・ジヒョンのお互いを守りあう強さがすてきすぎる。この色気は成熟した大人にしか出せん」という声が。実際、両俳優とも40代を迎え、年齢を重ねたからこそ表現できる深みのある演技が高く評価されている。

視聴者の心をつかんだ「大人の愛」の描き方

タイトル『北極星』は、サンホとムンジュの関係性を暗示する。どんな状況でも変わらずそこにあり、道を示してくれる北極星——、互いを尊重し合う大人の愛の形に多くの視聴者が共感。「“愛してる”を言わずに愛を深く表現する作品」という分析も見られ、言葉にしない愛情表現、視線や行動で伝える感情の機微など、韓国ドラマならではの繊細な演出が光る。

メガホンを取ったのは『涙の女王』『ヴィンチェンツォ』をヒットに導いたキム・ヒウォン監督。脚本は映画『別れる決心』のチョン・ソギョンが手掛けた。さらにハリウッド俳優ジョン・チョーが韓国ドラマ初出演を果たし、イ・ミスク、ユ・ジェミョン、パク・ヘジュンら実力派俳優陣が脇を固める。日本語吹き替え版も充実しており、ムンジュ役には『ルパン三世』峰不二子役で知られる沢城みゆきさん、サンホ役は濱野大輝さんが担当。字幕派も吹き替え派も楽しめる作りになっている。

政治的な緊張感と個人の愛情が交錯する、韓ドラならではの魅力が詰まった本作。全9話と短めの構成なので、秋の週末に一気見してみてはいかが。『北極星』全9話、ディズニープラスで独占配信中。

韓国ドラマ『北極星』ディズニープラスで独占配信中。
韓国ドラマ『北極星』ディズニープラスで独占配信中。

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