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テイラー・スウィフトは最強のビジネスウーマンだった! 世界的成功を収めた10の理由

  • 2025.10.10

来年、デビュー20周年を迎えるテイラー・スウィフト。トップアーティストでありながら、有能なビジネスウーマンとしての腕前っぷりを徹底解剖!

Axelle/Bauer-Griffin

【ビジネスルール①】潔い決断力でキャリアを掴み取る

キャリアの初期段階から、自身の作品やレーベル契約を他人任せにせず、自ら積極的にコントロールしようとする姿勢が表れていたテイラー。10代前半の頃には、母と共にデモテープを持ってナッシュビルで飛び込み営業を行った。その結果として、13歳の時にRCAレコードとアーティスト育成契約をゲット。

しかし、同社の方針では自分で書いた曲をすぐにリリースできないと判断したテイラーは、RCAとの契約を破棄するという勇気ある決断をとる。

その後、ナッシュビルの「ブルーバード・カフェ」でのパフォーマンスをきかっけに、ビッグ・マシン・レコードとの契約を結び、シンガーソングライターとしてのデビューを果たした。

@taylorswift / Instagram

【ビジネスルール②】古い業界構造にNOを突きつける

ビッグ・マシン・レコード所属時から、自身の原盤権を手にすることを強く願い、CEOのスコット・ボーチェッタに掛け合ってきたテイラー。残念ながらその願いは届かず、原盤権は長年因縁関係にあるスクーター・ブラウンの所有する会社、イサカ・ホールディングスに売り飛ばされてしまう。

この事実に我慢ならなかったテイラーは、自らの作品を所有するため、6枚のアルバムを「Taylor's Version」として再録することを決意。4つの再録版アルバムをリリースした後、2025年5月に自身の原盤権を買い取ることに成功したとファンへ報告した。イサカ・ホールディングスからの再売却先であった、シャムロック・ホールディングスと話し合いの場を設け、テイラーは長年の思いを代弁すべく、弁護士軍団ではなく母と弟を送り込んだそう。母親からの電話で取引成功のニュースを知った際には、床に泣き崩れたと明かしている。

Kevin Winter

【ビジネスルール③】ジャンルに囚われない音楽の探求

もともとカントリーのシンガーソングライターとしてその名を広めたテイラーは、自身の得意とするストーリーテリングを核に、異なる音楽ジャンルを果敢に横断。常に新しい音楽性とイメージで進化し続けている。

カントリーをベースとしたアルバム『Fearless』、ポップに大きく路線変更した『1989』、インディー・フォークに挑戦した『folklore』、そしてシンセポップに焦点を当てた『Midnights』で、グラミー賞の中で最も栄誉ある「最優秀アルバム賞」に4度も輝いた。

最新作『The Life of a Showgirl』では、『1989』で起用したプロデューサーのマックス・マーティンとシェルバックと再びタッグを組み、ソフトロックの要素を取り入れた、ワイルドでドラマチックな作品を世に送り出した。テイラー曰く、このアルバムのテーマは「舞台裏で起こっていること全て」。

Kate Green

【ビジネスルール④】単なるコンサートは卒業! ライブは文化的なイベントに

1年9カ月かけて5大陸を周り、149公演を完走したThe Eras Tourは、チケットの売上だけで20億ドルを突破し、音楽市場最も成功したツアーと称される。テイラーの18年間のキャリアを包括する壮大なコンセプトと圧倒的なスケールで、ライブを単なるコンサートではなく、文化的なイベントに昇格させ、開催各地では巨額の経済効果をもたらした

2024年2月に行われた同ツアーの来日公演では、海外女性アーティスト史上初となる、東京ドームでの4日間連続公演を達成。3時間半以上のショーを連夜で開催するため、アスリート並みの体力づくりを行っていたことも話題となった。

さらにはその裏側で、北米ツアー中に『The Tortured Poets Department』、ヨーロッパツアー中に『The Life of a Showgirl』、2枚のアルバム制作を同時進行させていたというから驚き。

@taylorswift / Instagram

【ビジネスルール⑤】共感を誘うパーソナルな歌詞

まるで日記のようで、鋭く鮮やかに心境を綴った歌詞こそ、テイラーの曲の醍醐味であり、聴き手が自身の経験に重ね合わせられるという魅力が。恋愛や友情など、私生活や感情をありのままに落とし込んだ作品で、Swiftiesと呼ばれるファンの心をガッチリと掴んできた。

トラヴィス・ケルシーとの婚約発表をInstagramで報告した際には、自らを「国語の先生」と形容したテイラー。年々精度が高まる、まるで詩人のような言葉選びにも注目が集まっており、英語ネイティブのファンでさえ歌詞の読解に苦労し、辞書を片手にすることも。

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