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フォロワー21万人超!映画紹介漫画が大人気の大友しゅうまさんに注目「『セッション』が非常におもしろく、映画の沼に引き込んでくれました」【作者に聞く】

  • 2025.10.10
(C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』
(C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』

サブスクリプションサービスの普及により映画を観るハードルがぐっと下がった現代。でも選択肢が多い分、どの映画を観ればよいかわからない人も多いはず。

大友しゅうま(@otomo_shuma)さんのInstagramには新旧・和洋問わず「おもしろい」映画の紹介が更新されており、コメント欄も映画好きユーザーの熱いコメントであふれている。本記事では、映画のエッセンスを取り出し、予告編風の漫画にしている大友さんの漫画作成、映画との向き合い方に迫る。

漫画制作について

――イラストで映画紹介しようと思ったきっかけはなんですか?

ジャンプ+での週刊連載が終わったあと、編集者から「もっとインプットした方がいい」と言われたことがきっかけです。映画を観始めたらどハマりして、インプットするだけでなく、紹介漫画としてアウトプットもすることでより身になると考え、始めました。

――シーンやセリフを選ぶ際のポイントは?

自分が感動したポイントを漫画で伝えるようにしています。「この映画のここがおもしろい」と思った部分をしっかり伝えられることを最優先にし、その感動を伝えるために不要な要素はできるだけ削ぎ落とすことで、自然に絞られていきます。

映画について

――映画をよく観るようになった理由やきっかけの作品を教えてください。

前述したように、漫画の連載が終わって新しい作品を描こうとしてもおもしろいものができず、編集者から「インプット不足」と指摘されました。そこで映画を一気に60本ほど観たのですが、その中でも『セッション』が非常におもしろく、映画の沼に引き込んでくれました。

(C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』
(C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』

――年間鑑賞本数や選ぶ基準を教えてください。

数えていませんが、数えた年は200本以上観ていました。

――思い入れの強い1本を教えてください。

『RRR』です。圧倒的な密度と熱量を4ページに収めるのは難しく、何度も挫折しました。最終的に勢いだけの紹介になったのですが、それがむしろRRRらしいと今では気に入っています。

(C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』
(C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』

SNSでの発信や今後の目標

――モチベーションやうれしかったエピソードについて教えてください。

「紹介漫画を見て実際に映画を観た」というコメントをいただくと、とてもうれしいです。

――今後挑戦したいことや目標は?

おもしろいオリジナル漫画を作り、書籍化し、最終的には映像化することです。

取材協力:大友しゅうま(@otomo_shuma)

アイコンがゴリラになるエピソードも必見。画力の高さの秘密がわかる。 (C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』
アイコンがゴリラになるエピソードも必見。画力の高さの秘密がわかる。 (C)Shuma Otomo『泣ける映画大全』

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