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夫の危険な育児に妻ハラハラ!「息子の命を守って」夫は妻を過保護認定、納得せず<夫の育児トラブル>

  • 2025.10.2

かつやさんは妻のもえさんと、2歳になる息子・ゆうき君との3人家族。かつやさんは、ゆうき君を見ている間はスマホを見ないようにもえさんに注意されますが、真剣に取り合いません。
2年の育休を経て、職場復帰予定のもえさん。毎週水曜はもえさんが残業になるため、かつやさんが育児を担当することになりました。

しかし、かつやさんは、もえさんが何度注意してもスマホを見ることを止めず、育児は二の次。そのたびに、ゆうき君は公園でほったらかしにされたり、ビー玉を誤飲しかけたりします。再三、もえさんは子どもの命にかかわることだと訴えても、かつやさんは態度を改めようとしません。

そして迎えた、もえさんの職場復帰後、初めての水曜日。

かつやさんがゆうき君から目を離すたびに、ヒヤリとする出来事が続きます。さらに、ゆうき君が加熱式たばこのケースを口に入れてしまう事件が発生。慌てたかつやさんは「ばかやろー!」とゆうき君の頭を軽くたたき、大声で叱ります。

ちょうど帰宅したもえさんは、かつやさんの不用意さや子どもに手をあげたことが許せず、ついに夫婦げんかに発展。

もえさんは冷静に「良いことも悪いことも、危険なことも一つずつ教えていくのが親の責任」「なにかあってからでは遅い」と、かつやさんに訴えます。

しかし、ふてくされた夫は「もうめんどくせーよ!」と逆ギレ。もえさんの表情は暗くなり、「……わかった。あとは私がやるから」と告げて、話は終わるのでした。

歩み寄る妻、納得しない夫

家の重たい空気に耐えきれなくなったかつやさん。外でたばこを吸いながら愚痴をこぼしていると、もえさんからメッセージが届きます。

「頭ごなしに否定してごめん

お互い譲歩できないか一緒に考えたい」

「命の危険があるものは遠ざけたい。私たちがしっかり見ておかないとだめだと思う」


妻の歩み寄ったやさしいメッセージを見たかつやさんは「自分にも非があった」と少し胸が痛みますが、それでも自分の意見は曲げられません。
そんなかつやさんの姿にもえさんはストレスを感じながらも、夫を信じてみようと思うのでした。

▼子どもを育てていくには、夫婦で助け合う姿勢がとても大切です。そんな中、相手に安心して子どもを任せられないと、自分のキャリアに不安や迷いを感じてしまうこともあるでしょう。
かつやさんには、言葉だけでなく行動で示してもらい、もえさんが安心して仕事に取り組めるようになるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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