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ここでしか食べられない!世界で認められたゴーダチーズを使った「すもものチーズケーキ」

  • 2016.5.23
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北海道十勝にある3,200人ほどの小さな村の洋菓子店「お菓子のニシヤマ」。昔から村の果実として愛されている甘酸っぱい“すもも”の果実と、世界にも賞賛された村のチーズ工房で作っている“ゴーダチーズ”を使った「すもものチーズケーキ」が評判を呼んでいます。他にはないちょっと珍しいチーズケーキ。いったいどんな味なのでしょう?

チーズケーキと相性の良い“すもも”の酸味

道東に広がる十勝エリアは日本の畑作と酪農の中心地、その南部にある更別村(さらべつ)の「お菓子のニシヤマ」は地域に密着した洋菓子店。店内のディスプレイには地元ゆかりの銘菓のほか、約20種類のケーキを取りそろえています。隣りにはカフェスペースがあり、注文したケーキをその場で味わえます。 “地元の人に支えられて、街に育てられています”。そう話すのはオーナーパティシエの今井さん。“村のすももは素材が良いんです。それをジャムにしてチーズケーキに加えてみたら、すももの酸味との相性が良いことに気づきました。甘味と酸味の絶妙なバランスですね”と「すもものチーズケーキ」を考案した当時を振り返ります。

十勝には地元の良質な素材を使ったおいしいチーズケーキはたくさんありますが、その中でも、“すもも”の果実を使ったチーズケーキは更別村ならでは。酸味が大きなアクセントになるのだそう。“すもも”は桃とは違うバラ科サクラ属の植物。甘酸っぱい小さな赤い実は瑞々しく、食物繊維が豊富でお肌やお腹にもやさしい果実です。

じっくりと、手間ひまかけて作る“すもも”のジャム

すもものジャムを作るときは時間の掛け方によって味が大きくわかってしまうのだそう。初日はすももを砂糖に一日漬け込み、2日目は火を入れて煮詰め、一旦火を止めて冷やます。3日目にいよいよ本炊き。水は加えなくても、すももの果汁だけで十分。果実のさわやかな酸味を消さずに活かすため、じっくりと3日間かけてジャムを作っています。

世界にも賞賛された「さらべつチーズ工房」のチーズを使用

「すもものチーズケーキ」には、フランスのチーズの称号「ギルド・デ・フロマジェ」を授与された野矢さん手がける「さらべつチーズ工房」のゴーダチーズ「酪佳(らっか)」を使用しています。「酪佳」は一年以上の熟成期で育まれた深い旨味とコクが特徴。これまでに洞爺湖サミットや、JALのエグゼクティブ・ファーストクラスで提供されたチーズです。その「酪佳」をクリームチーズやエダムチーズとミックスして“すもも”にあったものに味わいを整えています。

地方発送ができるから、おみやげにぴったり

「すもものチーズケーキ」は十勝産原料を使ったしっとりしたスポンジと、スフレチーズの間に甘酸っぱくて爽やかな味わいのすもものジャムを挟んでいます。スフレチーズはふわふわ。とてもなめらかな舌触りで濃厚なチーズの旨味とともに、すももの爽やかな酸味を楽しめます。大きさはホールのみで販売しているので、おみやげにおすすめです。

通常は冷凍販売しているので自然解凍してお好みの堅さで味わうことができます。地方発送もしているのでギフトにも喜ばれますよ。

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