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頑張ってるけどキマらない…美容師が教える「間違いヘアケア」って?

  • 2016.5.21
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毎日を頑張ってヘアケアしてるのに一向に良くならない。もしかしたらそれは“頑張りすぎ”なのかもしれません。

実は、頑張りすぎるとかえって逆効果になってしまう、それを“オーバートリートメント”といいます。

そこで今回は美容師の筆者が、オーバートリートメントの特徴と正しいトリートメント方法をご紹介します。

 

■髪が重たい、乾きづらい方はオーバートリートメントの可能性大!

ドライヤーに時間がかったり、髪が重い、広がるといった悩みを持つ方はオーバートリートメントの疑いがあります。特に、髪を乾かしたのに濡れて見えるという人は可能性大。

オーバートリートメントの主な原因と考えられるのが以下の4つ。

●トリートメントの油分が強すぎる

●髪の毛とヘアケア剤があっていない

●トリートメントのすすぎが甘い

●根元にトリートメントをつけている

トリートメントを頑張って使っているけど、どこかで正しく使えていないんですね。

オーバートリートメントの状態が続くとパーマがとれやすくなったり、広がったり、髪が乾かないなど、生活面でも影響が出てしまいます。また、髪だけにトリートメント剤が残っている状態ならいいのですが、頭皮に残ってしまうと雑菌などが繁殖し匂いやかゆみの原因となってしまいます。

心配だけど自分の髪の状況が判断できないというときは、美容師さんに聞いてみましょう。髪の状態を見て適切なアドバイスをくれるはずです。

 

■オーバートリートメントを防ぐコツ

(1)すすぎをいつも以上に丁寧にする

余分なトリートメント剤は残す必要はありません。必要な分は髪に浸透してくれますので、ヌルヌルが残らないようしっかり流しましょう。

(2)ヘッドスパでケアする

ヘッドスパは余分な汚れをしっかりとクレンジングしてくれます。普段のシャンプーでは落ちきれない汚れも落としてくれるのでオススメです。

(3)クレンジング効果のあるシャンプーを使用する

髪がベトベト、重たい方にオススメ。1回目のシャンプーにクレンジング効果のあるシャンプーを使用して、汚れや残ったトリートメントを洗い流しましょう。その後いつも使用しているシャンプーでもう一度洗ってみてください。泡立ちが良くなり、洗い上がりもさっぱりしますよ。

 

しっかりと汚れが落ちた髪にトリートメントを使用することで、少量で浸透してくれますし、今まで汚れで詰まっていたところにも行き渡るので、しっとりしつつも軽くなり乾くのも早くなるでしょう。

正しいヘアケアで美しい髪を手に入れてくださいね。

【筆者概略】

※ 小泉順一朗・・・ 美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で『川田美容室』を設立。お客様が楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、HPブログLINE@などでも日々のケアなどを発信。アフターフォーローにも務めている。

【画像】

※ CandyBox Images / shutterstock

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