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その化粧品、劣化してない?知らないうちに肌に汚物を塗ってるかも!

  • 2016.5.20
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危険なサインは「匂い」

化粧品は、水分が多ければ多いほど腐りやすいです。防腐剤が入っていますが、限界があります。一番危険なのは化粧水や乳液などの基礎化粧品です。スキンケアに使う分、もっともたくさんの量を肌に塗布します。これが腐っていようものなら、染み込ませたぶんだけ肌にダメージを与えてしまいます。大袈裟ですが、ぞうきんを洗ったバケツの中の水を塗布している、くらいのイメージを持ちましょう。

気を付けてほしいのは、蓋を開けた時。その瞬間に少しでも異臭を感じたら、ゴミ箱へさよならしましょう。リキッドファンデーションなども長期間使う方も多いので、要注意です!いちばん空気に触れて雑菌が付きやすい口のまわりは、一週間に一回はティッシュオフして清潔に保ちましょう。

保管する場所は冷たいほどいい、わけではない!

高温多湿を避けること。これは化粧品保管の常識ですよね。「大丈夫!私はちゃんと冷蔵庫に入れているもの」という方、いらっしゃいませんか?夏に多くみられるケースです。実はこれ、NGです。

化粧水・乳液・美容液などはたっぷりの水にさまざまな成分を溶け込ませているため、大変不安定です。分離しやすい、といえばわかりやすいですね。そんな化粧水を急激に冷やすと、冷蔵庫から出したときとの温度差が大きすぎて、品質が変わりやすくなってしまいます。せっかく良い成分が入っていても、品質が落ちてしまっては台無しです。化粧品の「使い方」の部分に「冷やす」ことを明示されているとき以外は、独断で冷やすのはやめましょう。

消費期限のおおよその目安は?

化粧水・乳液・美容液、リキッドファンデーションや下地、日焼け止めなど、水分量の多いものは基本的に開封後【半年~1年】、未開封でも【2~3年】が限界です。水分をあまり含まない粉ものでしたら劣化しにくいので、アイシャドウやパウダーファンデーションなどは【3~5年】は大丈夫です。

でも、たくさん種類があるとどれがいつ開封したものか、忘れてしまいますよね。ここで活用したいのは、ラベルです。無地のラベルシールに開封した年月を書いて、化粧品に貼りつけておきましょう。こうすればうっかり忘れてしまった、なんてことを防げます。ラベルシールは百円ショップや文房具屋さんで安く売っていますから、ぜひ取り入れてみてくださいね。

匂いと保管場所、開封日さえおさえていれば、化粧品を正しく清潔に使うことができます。まずは何事も基本から。せっかく買った化粧品は、大切に美しく使い切りましょうね!

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