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回答者のホンネが炸裂!? 「道路で子どもを遊ばせる親」に対する意識調査

  • 2016.5.18
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昔から子どもの遊び場といえば公園、と相場が決まっていたものですが、近年では事情が変わってきているようです。

近所からの「子どもの遊ぶ声がうるさい」というクレームが多く聞こえるようになり、公園によっては“ボール遊び禁止”、“大声禁止”、“談笑禁止”、“自転車乗り入れ禁止”など、もはや何をするための場所か分からなくなっているようなケースもあります。

子育をするのに窮屈な世の中になったなぁ、と実感する今日この頃ですが、公園の騒音と同様に“道路で子どもを遊ばせる親”についても問題視されています。

「交通の邪魔になる」「危ない」などと、その批判にはさまざまなものがありますが、一方では「公園も道路もダメだったらどこで遊ばせればいいの?」というママたちの切実な声も聞こえます。

千葉で起きた保育園の建設中止問題もそうですが、こうしたママ側と周辺住民側の対立は一概に解決できない問題ですよね。

そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『道路で子どもを遊ばせる親』への印象を聞いてみました!

●道路上で子どもを遊ばせる親についてどう思いますか?

・1位:場所による(交通量や道路の幅など)……36%(142人)

・2位:危ないし邪魔だからやめてほしい……33%(130人)

・3位:自宅の前くらいならいいと思う……15%(59人)

・4位:周囲や子どもに気を配っていればOK……12%(45人)

・5位:うるさいからやめてほしい……3%(12人)

・6位:別にどこで遊ばせてもいいと思う……1%(3人)

※有効回答者数:391人/集計期間:2016年5月11日〜2016年5月13日(パピマミ調べ)

●“条件付きでならOK”派は63%

『そこの住民しか通らないような道で、なおかつ子どもと接触しそうになったときに避けられるくらいの幅がある道路ならいいと思う。それ以外はやめてほしい』(30代男性)

『私自身、道路で遊ばせてるけど、それは近くの公園がボール遊び禁止だから。他にスペースがないなら仕方ない かと。まあ、親が安全管理するのは前提ですけどね』(20代ママ)

『正直、道路遊びは許容できないんですけど、自宅の前くらいなら……とは思います。なんでもかんでも禁止されて子どももかわいそうですからね』(40代ママ)

“条件つきでならOK”という人の割合は約6割となりました。内心快く思っていないけれど、完全に禁止するのもかわいそう、という人が多いようです。

「道路で遊んでもいい」と思える主なポイントとしては、“交通の妨げにならない” 、“周辺住民の迷惑にならない” 、“安全管理を徹底する” 、の3つがあるようです。たしかにこの3つをクリアしていれば、とくに文句を言う必要もありませんね。

もちろん、一番ベストなのは公園で遊ぶことですが、冒頭でも触れているように最近の公園にはさまざまな禁止事項があり、思いっきり遊ぶことが難しいケースもあります。

また、公園が自宅から徒歩圏内にない場合も子どもの遊び場に困ることになりますが、そうした環境の中で暮らしている子どもたちから“道路遊び”を問答無用に取り上げてしまうのは少しかわいそうな気もします。

道路で子どもを遊ばせている親は、上の3つのポイントを守るようにしたいですね。

●「やめてほしい」派は36%

『とにかく迷惑。毎日毎日家の前でジェット機並みの騒音を出してスケボー? やってるし、バカ親たちもそれを誰も注意しない。ホント頭が狂いそう 』(40代ママ)

『せっかく静かな環境を選んで家を買ったのに、数年前から道路で花火やらボール遊びする子どもが増えて困ってます。ボールを取りに勝手に庭に侵入してくる し、花火のゴミも片付けないし、迷惑以外の何物でもない。あとシャボン玉飛ばすのも洗濯物につくからやめてほしい』(30代ママ)

『前に細い道路を車で通ってたら、サッカーボールが飛び出してきて急ブレーキ。その直後に子どもが飛び出してきて、もしブレーキ踏むのがもう少し遅かったらと思うとゾッとした。しかもその様子を見てたその子の親がものすごい睨んできて辟易した』(40代パパ)

子どもの道路遊びで悩んでいる人はとても多く、中にはうつ病に至るほどのストレスを抱えてしまうケースもあるようです。

他にも、『道路族の騒音で息子が勉強に集中できずに受験におちた』、『車をボールでヘコまされた』など多くの被害が出ているようで、決して無視できる問題ではありません。

また、直接親に指摘しても逆切れされたり、小学校や警察に対応してもらっても翌日にはまた道路遊びを始めたりなど、道路族への対応は一筋縄ではいかない 傾向にあるようです。

本来、公共の道路を交通以外の目的で無断使用することは“道路交通法違反”に該当する可能性が高いのですが、警察も学校も、「たかが子どもの遊びで」と真剣に取り合ってくれないケースも多く、裁判まで持ちこんでも法的責任を問うことは困難だと言われています。

この“道路族問題”によって全国各地でトラブルが相次いでいますが、いまだに解決の糸口は見つかっていません。

一応対処法としては、役場や学校に連絡する、警察に通報する、直接注意する、などがありますが、その際に写真やビデオなどで証拠をとっておくと有効だそうです。

●「別にどこで遊ばせてもいいと思う」は3人という結果に

『道路は公共のものだから自由に使う権利がある。親同士のコミュニケーションの場にもなるし』(20代ママ)

『保育園問題にしろ道路族問題にしろ、最近は子育てへの目が厳しすぎる。子どもはもっとのびのびと遊ばせた方がいいと思う 』(30代ママ)

「別にどこで遊ばせてもいいと思う」と答えた人は、3人で“1%”という結果になりました。やはり無条件で道路遊びを肯定する人はとても少ないですね。

しかし、コメントにある「子育てへの目が厳しすぎる」という点においては、たしかに今の世の中にはそういう側面もあるように思います。

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いかがでしたか? 今回のアンケートからは、「条件つきでなら道路遊びはOK」という人が大多数を占めていることが分かりました。

道路族の問題は子どもも絡んでいるため、容易には解決できないものですが、道路族の中には周囲に迷惑をかけていることを自覚していないケースも多いと聞きます。

日常生活に支障をきたすレベルの騒音があったり交通の妨げになっていたりする場合は、通報する前に一度話し合ってみるのもいいかもしれません。

【参考リンク】

・【アンケート結果(6択)】道路上で子どもを遊ばせる親についてどう思いますか?(http://papimami.jp/75846)

(文/パピマミ編集部)

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