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見落としがちな老けポイント! 手からはじめるエイジングケア

  • 2016.5.15
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手は思っている以上に人から見られているものです。顔や髪はしっかりエイジングケアしていても、手が老けているとすごくアンバランスな印象に。

でも、手は家事や仕事で酷使され、どうしても荒れやすいですよね。今のうちからできることを、もう一度確認してみましょう。

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■ジェットタオルには要注意!

肌の表面にある皮脂は、角質層の水分を守り、肌のうるおいを保ちます。しかし手は、皮脂腺が少なくバリアーが薄いうえ、日ごろから紙や布、水、お湯などに触れることが多いため、とても荒れやすくなっています。

乾燥した肌は角質がはがれてひび割れをおこしたり、逆に古い角質層がたまってしまうことも。古くなった角質は、肌を固くして老けた印象をもたらしてしまうのです。

そこでまず大切なことは保湿です。水を扱った後、きちんと手を拭かずに自然乾燥させてしまうことはありませんか? 実はそのときに、手の水分も一緒に蒸発してしまうのです。

水分を失った手はカサカサ、シワシワになるので、タオルやハンカチできちんと拭くことが大切。「手を拭くなんてあたりまえ!」と思われるかもしれませんが、案外、忙しいときには自然乾燥をやってしまいがちなのでご注意を。

また、お出かけ先のトイレなどにあるジェットタオルも要注意。温風で乾かす際に、やはり手の水分まで蒸発してしまうのです。軽く手の水分を払って、バッグからハンカチを出して拭くことをおすすめします。

■美容液を使ったついでケアも

もちろん炊事をするときには専用の手袋をつけるといいのですが、ゴム手袋は古くなるとかぶれを引き起こすことも。そんな敏感肌の場合は、医療用の手袋を使用するといいでしょう。

さらにUVケアも大切。手洗いのたびにつけ直すのが面倒なら、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを利用するといいでしょう。紫外線からのダメージを考えて、ビタミンC誘導体の補給も忘れずに。

ついおろそかにしてしまいがちなハンドケア、そんなときには、顔のお手入れの際に、ちょっと余った化粧水やクリーム、美容液を、そのまま手にも伸ばすこともおすすめです。

顔も手も同じ肌ですから問題ないのはもちろん、手軽にハンドケアをすることができます。

これからの季節は、エアコンで肌が乾燥しがちです。顔と同様、手の保湿を忘れないようにしたいものです。

■爪にも肌と同じ栄養補給を

もうひとつ忘れてはならないのが「爪」です。爪が汚いとせっかく潤いのある手になっても、不衛生に見えてしまいます。

一方、地爪が健康的に輝いていれば、それだけでずっと若い印象を与えます。地爪がきれいならば、派手なネイルなんて必要ないくらいです。

まず着目したいのが爪切りです。通常の爪切りは手軽ですが、爪を傷めやすいうえ、細かい爪の端をうまくカットできない場合も。

そういうときには、ネイルニッパーがおすすめです。強い力を必要とせず、細かいところまで好みにあわせてカットしやすくなっています。

また、厚い爪や、子どもの小さな爪にも対応してくれるので、家族全員の爪が切りやすいという利点もあるのです。

上手にカットできたら、ネイルオイルで仕上げをしましょう。爪の生え際に塗るのもお忘れなく。

さらに爪は、肌と同じくコラーゲンが大切。そのコラーゲンの生成のためにはアミノ酸が重要です。偏った食生活やストレスも爪にダメージを与えるので、規則正しい食生活を心掛けたいですね。

手全体をケアしたら、ハンドマッサージで手のむくみをとります。手もかまってあげないと、血行不良を起こし代謝を下げ、むくんでしまいます。

毎日、仕事や家事の後の5分間のリラックスタイムをハンドマッサージにあててみて。手は足裏同様、ツボが集まっているので、刺激することで体全体のリラクゼーションにもつながります。

美しい手をキープできれば、人前で何か作業するときも安心。清潔感と若々しい印象を与えます。毎日のほんの少しのハンドケアで、白くてきれいな手を保ちたいですね。

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