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シワ、色ムラ、肌のでこぼこ…大人の肌悩みを解決する「ブラシ」活用法

  • 2016.5.13
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若いときと同じつもりでも、30代、40代では確実に肌は変わり、同じメイクをしていては「無理している」感が丸出しになってしまいます。とくに気をつけなくてはならないのが「ベースメイク」です。

© YakobchukOlena - Fotolia.com

肌に勢いがあった頃はアイシャドーやチークなど“盛り”に重点を置いても大丈夫でしたが、大人の肌に大切なのは“土台”。そこで大人のベースメイクに大切なポイントをご紹介しましょう。

■凸凹肌をカバーしてくれる「ブラシ」

年と共に出てくるシミやシワ、肌の色ムラ、たるみ、表面の凸凹など。これらはベースメイクでしっかりとカバーしたいものです。

そんな悩みを抱えているなら、ファンデーションを塗るときにパフではなく「ブラシ」を使ってみてはいかがでしょうか。ブラシというと毛先がチクチクとして、パフよりも肌を傷めやすいという印象がありますが、さほど刺激がなく、柔らかなタッチでメイクができるブラシが増えています。

ブラシの魅力は毛先が柔軟に顔の凹凸に適応するため、シワや気になるほうれい線もしっかりカバーできるところ。薄付きでありながら、全体にむらなく塗りやすいのが魅力です。

数種類の太さのブラシを揃えておけば、目の下や鼻の脇などのパフでは塗りにくい箇所にも、手軽に短時間で塗ることができます。朝食やお弁当作り、外出の準備などで忙しい朝のメイクにも強い味方となってくれます。

何より魅力なのは、薄付きメイクを実現してくれるところです。「厚化粧=おばさんっぽい」というイメージを回避できます。

一方、パフはしっかりとカバーをすることができるので、フォーマルなお出かけなどにおすすめ。パフでしっかり全体に塗った後、ブラシで目の下のコンシーラーを塗るなど、使い分けてもいいかもしれません。

■ブラシは内から外に向かって動かす

そんな便利なブラシの使い方ですが、まずは手の甲などにファンデーションを出し、しっかりとブラシに馴染ませます。

そして毛先をやや寝かせて、肌に自然に添わせるようにして使います。フェイスブラシの場合には、顔の中心から外側に向けて塗っていきましょう。

大きなフェイスブラシで塗った後は、細目のブラシで目元のコンシーラーなどを塗っていきます。

ところで、忘れてはいけないのがブラシのお手入れ。パウダーならば手で払い、リキッドならばティッシュで汚れをとればOKです。時々、無香料の石鹸か専用の洗浄剤で洗い、ぬるま湯ですすぎます。

そしてその後、髪用の櫛でとかし、タオルでしっかりと水気をとって影干しすればOKです。

ブラシのお手入れは簡単なので忘れないようにしたいもの。なぜなら、汚れが長期で付着したまま使うと、肌荒れを誘発することがあるからです。

しっかりとしたベースメイクができれば、好みのポイントメイクも決まりやすくなります。ブラシを活用して素敵な肌作りをしていきたいですね。

(平野智美)

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