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朝食の定番のあの食品、夜食べる方が美容には効果的だった!?

  • 2014.10.8
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美肌のためには外側だけでなく体の内側からのケアも大切です。キレイな肌のために毎日の食事内容に気をつかっている人も多いかもしれません。でも、食べ物の美容効果を最大限発揮させるには、食べるタイミングも重要なのです。

美肌によい食材としてよく知られているのが、納豆やヨーグルト。朝食の定番ともいえるこれらの食材ですが、実は、朝よりも夜に食べる方が効果的だといわれています。

■納豆が寝ている間に美肌パワーを発揮

女性ホルモンに似た大豆イソフラボンなど、美肌に嬉しい成分が豊富な納豆。ほかにも肌のターンオーバーを正常に導くビタミンB2、皮脂の分泌をコントロールしてくれるビタミンB6、むくみ解消に効果的なカリウムなど、たくさんの美容成分が含まれています。

さらに納豆には「アルギニン」というアミノ酸が含まれ、成長ホルモンの分泌を向上させる働きがあります。成長ホルモンの分泌が盛んになるのは、眠りについてから約2時間後。

つまり、夕食に納豆を食べれば、ターンオーバーを活発にする成長ホルモンとの相乗効果で、効率よく肌のハリや弾力をアップさせることができるのです。

また、納豆のネバネバには「ナットウキナーゼ」という血液をサラサラにする効果がある成分が含まれています。このナットウキナーゼは食後10~12時間働くため、夜納豆を食べることで、もっとも血流が滞りやすい就寝中に効力を発揮させることができます。

■夜ヨーグルトを食べて腸内環境を改善

美肌を目指すなら腸内環境を整えることはとても大切です。腸内環境が乱れ、腸の中の悪玉菌が優勢になってしまうと、肌荒れや便秘の原因になってしまうことも。

腸内環境のバランスを整え善玉菌を優位にするには、乳酸菌を多く含むヨーグルトがおすすめです。腸の働きは、夜10時から深夜2時頃にかけてもっとも活発になるといわれています。夕食にヨーグルトをとることで、この時間帯にしっかり腸に働きかけることができるのです。

ヨーグルトにはカルシウムも含まれますが、このカルシウムの吸収率も、朝よりも夜の方がよいとされています。食事をとらない睡眠中は、血液中のカルシウム濃度を保つため、骨からカルシウムが溶け出しているのだとか。夜にヨーグルトを食べることでそれを防ぎ、カルシウム不足を補う効果もあります。

ポイントは、就寝3時間前までには食事を終わらせること。朝食の定番食材も、食べるタイミングを変えればさらに美容効果をアップさせることができます。納豆やヨーグルトの美肌パワーを最大限働かせて、効率よく美肌を目指しましょう。

(加藤 朋実)

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