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GW明けに登園拒否!? 子どもの「五月病」の原因&解消アイデア

  • 2016.5.10
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こんにちは。ママライターのamuです。

急に妹や弟に意地悪をするようになった、食欲がない、学校に行きたがらない、お子さんにそんな兆候が見られることはありませんか?

その症状、もしかしたら五月病かもしれません。近年では子どもにも起こることが多いという五月病。その原因や、症状、改善方法を知っておきましょう。

●五月病の原因

慣れない新生活の不安・疲れ・とまどいでたまるストレスにより、心身の不調をきたします。ゴールデンウィークの長い休みで、張りつめた糸が切れる ことによって起こるとされています。

●五月病の症状6つ

●(1)イライラしている

『八つ当たりがひどかった。壁を蹴って穴が空いたり、赤ちゃんのように泣き叫んだり。病院に連れていったら、鬱と診断された 』(30代ママ)

時には専門家を頼ることも大事だと思います。鬱というと、気分が沈む様子を想像しますが、子どもの場合、イライラとして現れることが一番多いようです。

●(2)泣き虫になった

『前は泣かなかった場面で泣くようになった。とにかく不安げだった』(30代ママ)

以前、保護者会で先生が、「5月は子ども間のトラブルが多かった。運動会の練習の疲れも影響していた のかもしれない」と言っていました。

子どもたちは、自分で思うよりずっと疲れているのかもしれません。

●(3)幼稚園や学校に行きたがらない

『朝、自分で起きることができなくなった。頭痛やめまい、腹痛を訴えることもあり、学校を休むと元気になる』(30代ママ)

娘も、1年生のころ、一度起きてもソファーでダラダラしていた時期がありました。

やはり、そのころ、新しい友達の輪に入れていなくて、一人でお絵かきをしていたようでした。

●(4)食欲がない

『大きなお茶碗でおかわりする息子が、ご飯を残した。クラス替えで厳しい先生になって、ママ友たちの話によると廊下に立たされていたらしい』(40代ママ)

育ち盛りの男の子の食欲がないときは、じっくり優しく話を聞いてあげるべき ときなのかもしれません。

●(5)返事が投げやり

『憂鬱な表情をして、何を聞いても「なんでもいい」としか言わなくなった。面倒くさそうで、頭にきて怒鳴ったら泣き出して、理由を聞いても特に理由はなくて、ストレスがたまっていたのかしらと思った』(30代ママ)

特に理由がないけどモヤモヤイライラする…… 。それも五月病の特徴と言えそうです。

●(6)歯ぎしりする

『寝ているとき歯ぎしりをしていた。歯ぎしりは、不安や憂鬱を発散させている ことが多いと聞いて、なるべく明るい気持ちで過ごせるように気を付けた』(30代ママ)

●五月病の解消方法7つ

【五感を刺激する】

<音楽を聴く>

ノリのいい元気な曲、リラックスできるオルゴール曲など。私は娘と車のなかで歌ったり、はもったりもしています。

<柑橘系の香りを嗅ぐ>

やる気ホルモンと言われる“ノルアドレナリンの分泌” が促されます。イチロー選手も実践するリラックス法で、グレープフルーツの香りがリラックスできるそうです。

<青い色をみる>

脳科学的に、ブルーのリラックス効果が最も高いと言うことです。神秘的で爽やかな青は、心を落ち着かせてくれそう。

<頭皮マッサージをする>

たくさんのツボを刺激する血液循環が良くなり、リンパ液の流れも改善されます 。頭から足先まで、人間を覆うのは一枚の皮だからこそ、肩こり、目の疲れ、首こりなどにも効果絶大。頭だけでなく身体全体を簡単にリラックスさせることができます。

<甘いものを食べる>

素早くブドウ糖を脳に送ることができます。快感中枢が刺激され、リラックス効果が得られます。おやつって重要なんですね。

【思う存分ゲームをする】

→無になれることは大事です。

【とにかく寝る】

→一晩寝たら忘れる人もいるくらい。

【泣く】

→最近では“涙活”という言葉もあり、何かを体内から出すことで、人は驚くほどスッキリします 。泣けるDVDを鑑賞したり、涙を誘う言葉をかけて、思う存分泣かせてあげましょう。

【ビタミンCを取る】

→ストレスの量に比例して、ビタミンCの消費が増えるそうです。イチゴやキウイなどを朝食にプラスしましょう。

【カルシウムを取る】

→“天然の精神安定剤” とも呼ばれるカルシウム。骨に良いだけでなく、ストレスにも効果的ということです。牛乳、ヨーグルト、チーズ、小松菜のお味噌汁などを朝食にプラスしましょう。

【“セロトニン”を増加させる】

→セロトニンは人間の精神に深く関与する脳内神経物質で、これが減少すると鬱になります。逆に増加するとやる気が沸き、ストレスに対する免疫がつきます。セロトニンを増やすには、以下の方法がおすすめです。

<太陽を浴びる>

最近ではうつ病の治療にも“光療法” が用いられているそうです。太陽と青い空は、いい薬になりそうですね。軽い運動は気分転換になるので、散歩もおすすめです。

<首のストレッチをする>

首は脳と密接に関わっていて、首を刺激することにより、セロトニンを分泌しやすくなります。

<乳製品や大豆製品、肉、ナッツ類を取る>

セロトニンを生成する原料のトリプトファン という物質が含まれているそうです。なかでも牛乳には、カルシウムも含まれているのでおすすめです。

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以上、参考になりましたでしょうか? 一年で一番爽やかな季節を、爽やかな気持ちで過ごせるよう、フォローしてあげたいものですね。

●ライター/amu(ママライター)

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