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食べないなんてもったいない!鶏むね肉の意外な効果とは

  • 2016.5.10
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鶏むね肉は低カロリー・低脂肪・高タンパクのため、美活にピッタリの食材。その中でも最近注目されているのが「イミダペプチド」です。イミダペプチドは鶏むね肉に多く含まれ、疲労回復や運動能力のアップを助けるアミノ酸です。そんな鶏むね肉は調理の仕方によっては、パサついてせっかくのおいしさが半減してしまいます。上手に調理して、ぜひ美活に活用してみましょう。

 

鶏むね肉の栄養成分とその効能

低脂肪・高タンパク

良質なアミノ酸がバランス良く含まれ、しかも牛肉や豚肉に比べて低脂肪。脂質を抑えたい方にピッタリのタンパク源です。淡泊な味を活かして、調理の方法を工夫すればパサつかず、もも肉のようにジューシーな食感が楽しめます。

イミダペプチド

イミダペプチドはイミダゾール基を有するカルノシン・アンセリンというアミノ酸を含み、疲労回復や持久力アップなど運動能力の強化に役立ちます。マグロ・カツオなどの魚、渡り鳥など長時間運動を続ける動物の筋肉組織と骨格筋に多く存在しています。渡り鳥が休まずに長距離を飛び続けられるパワーは、イミダゾールペプチドのおかげと言われています。

鶏むね肉をおいしく食べるコツ

火の通し方

鶏むね肉は脂肪分が少なく、火を通しすぎると固くなるので、加熱のしすぎは禁物!短時間調理には電子レンジを使うと、ふっくら柔らかい食感に仕上げられます。

下ごしらえ

鶏むね肉の脂をはがし、フォークで全体に穴をあけて筋線維をくずす。薄くそぎ切りにして、塩を溶かした水に浸ける。(1~2%濃度)1時間から一晩冷蔵庫で寝かせる。

〈ポイント〉
塩水に浸けておくと、塩が肉の筋線維に入って肉の保水力があがり、やわらかい食感が残せます。塩水の代わりに「麺つゆ(3倍希釈)1:水1」を合わせた調味液に浸けておいても、やわらかく仕上げられます。この場合は、調味液が肉に浸み込むので、調理のときの味付けは省いてもおいしくいただけます。

電子レンジ調理

耐熱容器に下ごしらえを終えた鶏むね肉を重ならないように並べる。お好みの調味をする(ハーブ・ブラックペッパーなど)。ふんわりと蓋をかぶせて、1分程加熱調理する。裏返して30秒~40秒再度加熱調理する。

〈ポイント〉
電子レンジ調理では外側から火が通り、中央は火が通りにくい特徴があります。鶏むね肉は容器の外側に並べて真ん中は開けておくと加熱むらが減らせます。

 

鶏むね肉は低カロリー・低脂質・高タンパクの食材です。牛肉や豚肉に比べて価格も安く、経済的。調理法を工夫すれば、柔らかくジューシーな肉料理が楽しめます。普段の食事だけでなく、お弁当にも重宝しますよ。

 

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