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朝から元気に過ごすには、エナジードリンクよりも「甘酒」

  • 2014.10.7
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発酵食品ブームで甘酒も飲む人が増えてきましたね。美容や現代医療の観点からみても「飲む点滴」と言われるほど、美容効果も抜群!脳のエネルギーとしても申し分がないようなので、朝から元気に過ごせそうですよ。

■1.甘酒に含まれる栄養素

東京農業大学の甘酒の研究によると、30種類以上の栄養素が存在することがわかっています。代表的なものは以下の通り。 ・9種類のアミノ酸 人には自分の体で合成できない9種類の必須アミノ酸があり、甘酒にはこの9つが全て含まれているそう!

・ビタミンB群 糖質を燃焼してくれるがビタミンB群。ビタミンB群が体に足りていないと、糖質がどんどん脂肪になって太ってしまうので、常に体にストックしておきたい栄養素。

・ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなど 汗などで奪われやすい栄養素。不足すると体の水分や丈夫な骨などが維持しにくくなるそう。

■2.甘酒を“朝”飲むとよい理由とは?

目覚めの一杯に適しているといわれる甘酒は、特にお酒を飲んだ翌朝に起こりやすい低血糖などに効くと言われています。ブドウ糖も含まれていますし、栄養を補うと、貧血や、ダレた気分が一掃されるかも!

■3.甘酒にはダイエット効果も

夏は冷たいものを食べすぎたりして、思った以上に脂肪が蓄積されているそうです。ビタミンB群やアミノ酸は脂肪燃焼効果が期待できるので、ダイエットのために、しばらく毎日摂取してみるのもよいでしょう。 甘酒も製造している月桂冠のマウス実験でも、甘酒を毎日2週間摂取させたマウスは中性脂肪が抑制されたというデータが出ていますよ!

■4.甘酒は普通のご飯から作れる!

甘酒は買うと高価ですが、米麹、ごはん、炊飯器があれば簡単に作ることが出来ます。 作り方は ・炊いたご飯(冷ごはん、冷凍ごはん、玄米、雑穀入りご飯などでもOK)350g分 ・米麹菌 120g ・ぬるま湯か常温の水 840cc(熱湯は厳禁!麹菌は70度で死滅して発酵しなくなります)

この3つを炊飯器の窯に入れてよくかき混ぜ、「保温」機能にして6~8時間待つだけ! 待ち時間を除けば、お米を研いでご飯を炊くよりも楽かもしれませんね。

■5.いろいろアレンジ!毎日楽しく飲む方法

・ショウガを入れる。 ・ヨーグルトを混ぜてダブル発酵食に。 ・ココアとミックス。牛乳の代わりに甘酒を。 ・スムージー作りに使う牛乳や豆乳のかわりに

これ以外にもヨーグルトや牛乳の代わりに使うと、なかなか美味しいですよ。

■おわりに

冬のイメージが強い甘酒ですが、江戸時代には残暑の疲労回復に飲まれていたというエピソードも残っています。昔ながらの美容ドリンクで、スリムボディも、美肌も、美脳も手に入れましょう。

(丸田みわ子/ハウコレ)

【参考】 ・夏の甘酒 ~弱った体の活力源に~-よこて発酵文化研究所 http://ft-town.jp/recipe/amazake_recipe_02.htm ・月桂冠 http://www.gekkeikan.co.jp/RD/health/health05.html

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