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憂鬱な連休明けの気分を一新!やる気スイッチがONになる映画。(Airi Nakano)

  • 2016.5.9
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楽しみにしていたGWも遂に終了。ちょっぴり憂鬱な気持ちを吹き飛ばし、お仕事モードをONにしてくれる映画を集めてみました。

『エリン・ブロコビッチ』(2000)

すべての女性におすすめしたい、実話を基にしたサクセスストーリー『エリン・ブロコビッチ』。ジュリア・ロバーツをアカデミー賞を初め数々の賞に導いたヒット映画です。離婚歴2回、3人の子持ちのシングルマザー、エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)。学歴も職歴もない彼女だが、交通事故をきっかけに(半ば無理矢理)法律事務所で働くことに。やがて大企業が引き起こした環境汚染に気づいた彼女は、勝ち目のない訴訟と言われながらも果敢に立ち向かうことを決意する。

絵に描いたようなサクセスストーリーですが、ほぼ史実通りだというからその説得力には並々ならぬものがあります。法律事務所でもセクシーな服装をやめず、自分の信念に反することには決して屈しず、自分の言葉でしっかりと主張する(ジュリア・ロバーツが粗野な言葉遣いで捲し立てるシーンはもはや痛快)。そんなどこまでも“自分自身”を貫きつづける彼女の生き様は見ていて清々しく、心の底から元気が湧いて来ること間違い無しの名作です。(個人的にはジュリア・ロバーツの美しいボディラインを見て、ボディケアヘのやる気も湧いて来ました。)

『ザ・エージェント』(1996)

プロスポーツ選手の代理となり、契約やギャラの交渉を行う“エージェント”にスポットを当てた映画『ザ・エージェント』。高価な年俸だけを追求する会社の方針に疑問を持ったジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)は、その思想に共感してくれた唯一の同僚・ドロシー(レネー・ゼルウィガー)とともに会社を独立。立ちはだかる様々な困難を乗り越えながら、“人と人との心の触れ合い”を軸に仕事や恋愛における人との関係性や、生き方そのものを見直していくサクセススーリーです。

社会に埋没し目の前の利益だけを追い求めるのではなく、真摯に人と向き合ったときにこそ本物の人間関係が築かれる。そうして初めて自分の幸せを手に入れられるのだということを爽やかに教えてくれる本作。恋愛模様も丁寧に描かれており、若かりし頃のトム・クルーズ&レネー・ゼルウィガーのキュートな姿には思わずトキめかずにはいられません。気軽に観れて、観終わった後は何となくいい気分にさせてくれる、そんな一作です。

『イエスマン』(2009)

私がとにかく明るくスカッと元気になりたいときに観るのが、ジム・キャリーの映画。中でも『イエスマン』はやる気スイッチをオンにしてくれる&前向きに生きるためのヒントを与えてくれるおすすめの1本です。プライベートでも仕事でも答えはいつも「NO」の連続だった偏屈な男カール・アレン(ジム・キャリー)。そんな彼がある日すべての質問に「イエス」と答えるだけで人生がすべて変わるという怪しげなセミナーに参加し、それを実行するはめに。当初は半信半疑だったカールだが、それを機に人生に急展開が訪れ...。

極端すぎるストーリー展開ではありますが、割と誘いを断ってしまいがちな出不精の私としては、この映画は教訓にもなる存在です。意識的に「Yes!」と答える機会を増やすことで、きっと予想もしなかった新たな出会いや発見があるはず。明日から、もっと広く自分を開いて頑張ってみよう!というチャレンジ精神が湧いてくるポジティブな映画です。(余談ですが、カールとガーフレンドのアリソン(ズーイ・デシャネル)がやっていた、行き先を決めずに空港に行って次に空席のある飛行機に乗ってみるというアドリブ旅行はかなり本気でやってみたいです。)

『シャイン』(1997)

前出の3作品に共通する清々しさとはひと味違い、心に重たく響きながらじんわりとやる気を起こさせてくれる映画『シャイン』。実在のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットをモデルに描いた名作です。天才少年と呼ばれながらも、父親との確執や極度のプレッシャーにより一度は精神に異常をきたしてしまうデイヴィッド(ジェフリー・ラッシュ)。だがカフェでの演奏を機にチャンスを掴んだ彼は、再び演奏家として喝采を浴びることになる。

子を深く愛するが故に自らの思想を押しつけてしまう父親と、そんな父に反発を覚えながらも認めて欲しいと願う子ども。そんな2人の切ない愛情のすれ違いは、何度見ても心に痛く染みます。そして様々な苦難に見舞われながらも、音楽への情熱を捨てずに成功へと導かれて行くデイヴィッドの姿には、勇気を呼び起こされずにはいられないはず。デイヴィッドがラストに放つ「永遠にはつづかない だけど途中で捨てないで生きてく それが人生だろう?」という言葉に、それまで乗り越えてきたものの大きさを感じます。アカデミー賞を受賞したジェフリー・ラッシュの名演にも注目していただきたい、私の大好きな一本です。

参照元:VOGUE JAPAN

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