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アートのようなデザートと話題。アジアNo.1に輝いたジャニス ウォンのスイーツ店が新宿にオープン

  • 2016.5.5
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「アジアのべスト・ペストリーシェフ」に2013年から2年連続で選ばれたシンガポール出身の女性シェフ、ジャニス ウォン。その独創的なセンスから生み出されるデザートとお酒とのマリアージュは、アジアのみならず世界中の人々を魅了してきました。そんなジャニスのデザートを、「NEWoMan SHINJUKU(ニュウマン新宿)」内にオープンしたデザートバー「JANICE WONG(ジャニス・ウォン)」で体験できます。

アーティストでもあるジャニス ウォンの世界観

“女性が輝き続けることができる経験と価値を提供する”をコンセプトにした「ニュウマン新宿」。今注目の商業施設にオープンした「ジャニス・ウォン」は、新宿駅の甲州街道改札口を出てすぐ右手にあります。

店内は、テーマカラーの黒を基調にしたシックな空間で、壁にはアーティストでもあるジャニスによって描かれた絵が飾られています。

独創的なセンスで世界中のセレブが注目

シンガポール国立大学で経済学を学んだジャニスは、卒業後シェフの道を志したそう。パリの「ル・コルドン・ブルー」で学んだ後、ピエール・エルメやオリオール・バラゲなどスイーツ界の巨匠たちの下で修業を積みました。

2007年には、デザートとお酒を楽しめる「2am:dessertbar(2amデザート・バー)」をシンガポールの外国人が多く住むおしゃれなエリアにオープン。

今ではファッションやコスメのハイエンドブランドからショーのコンテンツとしての依頼も多く、数多くのコラボレーションもしています。

新感覚のデザート作りをカウンター席から眺める

ジャニスが編み出すデザートは、女性らしい美しさ、やわらかさ、やさしさを表現したものばかり。そんなデザートをお酒とともに楽しむのがこの店のコンセプトだそう。

カウンター席に座れば、ジャニスの世界観を表現した、アートのようなデザートが作られていく様子を間近で見ることができるのも楽しいですね。

食材のセレクトやプレゼンテーションには、目を見張るものがあります。

たとえば「Cassis Plum(カシスプラム)」は、春に訪れた東京・表参道でインスピレーションを受けて考えたメニュー。

冷たくしたカシスのピュレで作った球状の入れ物にエルダーフラワーなどを入れ、梅酒ゼリーでフタをしたもの。お皿の上には甘く煮たタケノコなどをちらしています。タケノコを煮る際に少量の砂糖を使用している以外は、砂糖は使っていないのも女性にはうれしいポイントです。

お酒は栃木県の無濾過生原酒「モダン仙禽(せんきん)2015」(900円)を合わせるのがおすすめです。フレッシュでフルーティーな生酒は、「カシスプラム」とさわやかなハーモニーを奏でることでしょう。

日本の食材がジャニスの手にかかればこんな一品に

日本の食材にも知識が深いジャニス。赤みそを使ったデザートもあります。

「Red Miso Mustard (ミソマスタード)」は、味噌と柚子を合わせたクリーム、キャラメルと味噌で作ったババロア、マスタードのメレンゲなどを合わせた美しくもはかない一品。

お酒は味噌とマスタードの風味が増す、コクのある千葉県の「寺田本家 花啓く」(850円)と一緒にいただくのがおすすめです。

この店でしか味わえない“アートのようなデザート”を楽しんでみませんか?

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