1. トップ
  2. レシピ
  3. 健やかな子どもの成長を願う、端午の節句の柏餅

健やかな子どもの成長を願う、端午の節句の柏餅

  • 2016.5.5
  • 4087 views

5月5日は、子どもの健やかな成長を祈る「端午の節句」。

男兄弟のいる家庭なら、鯉のぼりや五月人形を飾ったり、菖蒲湯に浸かったり… と思い出もいろいろ。

なかでも食いしん坊の記憶に残っているのは、おばあちゃんが作ってくれた柏餅!(地域によってはちまきを食べるところも。)

柏餅を食べる風習は日本独自のもので、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まったものだとか。

ふだんなかなか作る機会はないものですが、電子レンジを使えば餅皮も簡単に。

行事にまつわる食の風習も、大切に残し伝えていきたいですね。

柏餅

調理時間15分 1人分147Kcal

レシピ制作:料理講師、料理家 西川 綾

<材料 2人分>

上新粉 50g

砂糖 大さじ1

水 80ml

こしあん 50g

柏の葉 2枚

<作り方>

1、ボウルに上新粉、砂糖、水を入れて混ぜる。ラップをして電子レンジで1分加熱し、よく混ぜる。

2、さらに電子レンジで2分加熱し、ラップの上に取り出してこしが出るまでもみ込み、粗熱を取る。

3、(2)を半分に分けて楕円形にのばし、丸めたこしあんを包む。

4、水洗いし、水気を拭き取った柏の葉で包む。

コツ・ポイント

電子レンジで過熱したお餅は熱いので、手にミトンをはめてやけどしないように揉みこんでください。

柏餅豆知識:昔は味噌餡も多かったため、お店で売られている柏餅は、ツルツルした葉の表を外側に巻いているものは小豆餡、ザラザラした葉の裏側で巻いているものは味噌餡と、葉の巻き方で中身が分かるようにしているのだそうです!

(フジノアサコ)

の記事をもっとみる