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捨てるのが苦手な家族とモメない!“感情に寄り添う片付け”のコツ4選

  • 2025.6.13

おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。

「お片付けしたいのに、家族がモノを手放してくれない…」。そんなお悩み、ありませんか?

「いつか使うかも」「思い出があるから」といった理由で、なかなか手放せないモノたち。無理に捨てさせようとすると、家族との間にモヤモヤやケンカが生まれてしまうこともありますよね。

そこで今回は、家族とモメずにスッキリ暮らすための「感情に寄り添う片付け」のコツをご紹介します。

【1】 「捨てる」ではなく「選ぶ」

「これ、捨てていい?」という聞き方ではなく、「今、一番使っているのはどれ?」「これからも使いたいのはどれ?」という“選ぶ”声かけに変えると、結果的に相手も自然と手放すものを選びやすくなります。

おもちゃ
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子どもには、「好きなものを3つ選んでみよう!」などゲーム感覚で促すのも効果的です。選ぶことで、手放すことへのハードルがぐっと下がります。

【2】「思い出の品」は、まず会話から

家族が捨てられないモノには、たくさんの思い出や感情が詰まっています。まずは、「どうしてそれをとっておきたいの?」と気持ちに寄り添って聞いてみましょう。

粘土の作品
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話すことで気持ちの整理がつき、「写真に残して手放そうか」「一部だけ残してもいいかも」など、自分から前向きに考え始めるきっかけになります。

粘土の作品
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例えば、写真は子どもたちが粘土で作った作品です。全部を残すのはスペース的に難しいため、悩ましい問題です。わが家の場合は、まずは一定期間、飾っておきます。

粘土の作品
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飾れないほど増えたタイミングで、子どもと話しながら残す作品を厳選。子どもの気持ちに寄り添いながら、子どもが自分自身で決めていくため、整理収納のスキルが自然とアップします。

【3】 「自分スペース」を決める

家族それぞれに、モノを置いてよい“自分のスペース”を用意するのもおすすめです。

「このボックスの中だけは自由にしていいよ」と伝えることで、家族の「所有の自由」を尊重しながら、家全体がモノであふれるのを防げます。

収納スペース
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写真は、子どもたち(姉と弟)の大切なものを入れる「自分スペース」です。

自分のモノを見直す子ども
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ボックスからモノがあふれるほど増えたら、自分たちで断捨離。小学校低学年の娘は、自発的に片づけができるようになりました。年長さんの息子も、「モノがあふれているから、整理してね」と声をかけると、ひとりで整理することができます。

自分のモノを自分で管理する習慣がつけば、自然と整理収納の力も育っていきます◎

【4】 モノに向き合う「きっかけ」をつくる

季節の変わり目や引っ越し・模様替えのタイミングなどは、お片づけのチャンス。「せっかくだから、この機会に少し整理してみよ!」と声をかけてみましょう。

ハンバーにかかった衣類
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その際、「全部出して、いる・いらないを判断しよう」とするより、「今使っているものだけを戻そう」としたほうが、必要なモノだけが残りやすくなります。

スーツ
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衣替えのタイミングで、夫と衣類を整理しました。一つずつ手に取り、使っていなかったり、傷みが激しいモノを選び取り、着るモノだけが残りました◎

まとめ

家族とのお片づけは、「どうしてそんなに捨てられないの!」と感情的になってしまいがち。でも、感情に寄り添い、相手の気持ちを大切にした関わり方をすれば、自然とお互いに気持ちよく暮らせる空間が整っていきます。

「片付け=捨てる」ではなく、「心地よく暮らすために選ぶ」という視点で、家族のペースに合わせてお片づけを楽しんでみてくださいね。

わたし自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。

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☆この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

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