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「一体何が?」不倫夫に協力した“子ども部屋おばさん”から飛び出した本音。サレ妻が耳を疑ったワケは<子ども部屋おばさんがしんどい>

  • 2025.6.14

主人公のハルさんは、夫のマサキさんと双子の娘とともに義実家で暮らしています。しかしその家には、毎日夫の幼馴染・ヨリコさんが出入りしているのです。ヨリコさんは、成人しても実家の子ども部屋で過ごす「子ども部屋おばさん」。ハルさんは、自由気ままなヨリコさんや義母に気を遣いながら生活していました。
そんな中、夫・マサキさんとハルさんの親友・リンちゃんとの不倫が発覚。そして、「マサキさん一家を壊すため」とヨリコさんは不倫の手助けをしていました。その理由はヨリコさんの父・トウゴさんに恋心を抱いた義母が、ヨリコさんの母親を精神的に追い詰めて死に追いやったから。パーティーを開いたヨリコさんは計画どおりマサキさんと義母を成敗することに成功。しかし、ヨリコさんの復讐劇に巻き込まれたハルさんは怒りを募らせ、謝罪を求めますが決裂します。

騒動から半年が経ったころ、ハルさんは公園でヨリコさんを見かけました。ヨリコさんは、自分の仕返しが原因で人から恨まれ、家に帰れなくなったと話します。

罪を償わずに逃げ続けているヨリコさんに対し、ハルさんは改めて慰謝料を請求。「外の世界で働き、人として成長することの大切さ」を伝えました。ハルさんの言葉を聞いたヨリコさんは……?

あの“子ども部屋おばさん”がついに改心!?

本来なら憎んでもおかしくない相手であるにもかかわらず、ハルさんは真正面からヨリコさんと向き合いました。そんなハルさんの優しさに触れたヨリコさんは、ようやく「私のせいであなたの人生を変えてしまった」と謝罪の言葉を口にします。

心を入れ替えたヨリコさんは、ハルさんに慰謝料を支払うことを約束。長く続いたハルさんの苦しみが、ようやく終わりを迎えたのでした。

憎しみを抱く相手に、思いやりを持って接することは誰にでもできることではありません。ハルさんにもさまざまな葛藤があったかもしれませんが、「恨み」という負の感情は連鎖して新たな報復を生み出すだけ。

そのことをわかっているからこそ、ハルさんはここで負の連鎖を断ち切ろうと決意したのかもしれません。明るい未来に向かって、これからの人生を前向きに歩んでいってほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター キナコモチかあさん

ベビーカレンダー編集部

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