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今から気をつけないと!「ほうれい線」注意報!

  • 2014.10.6
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目の小皺と同じくらい気になるのが『ほうれい線』です。 薄っすらとほうれい線があるだけでも、どことなく老けた印象を与えてしまいますよね。ほうれい線は子供の頃からあるものですが、シワそのものが浅く、肌がみずみずしくハリがある間は目立ちません。やがて肌がしぼんで垂れてくると、溝のように落ち込んで目立つようになります。

若いうちでも笑うとくっきり見えますが、笑い終わると目立たなくなります。これは肌にハリがあるからです。ですから年齢を重ねても肌のハリさえ保っていれば、ほうれい線は薄くなるのです。

今はハリのある肌をしていても、数年後、老化はすぐそこに迫ってきます。 今回は、今からできるほうれい線予防についてご紹介します。

■1.たっぷりの水分補給(保湿)で肌の乾燥を防ぐ

長い間乾燥にさらされると、角質層の表面が乾いて剥がれやすくなります。 そして剥がれた隙間から水分が蒸発していき、角質は硬くなります。 こうして乾燥した皮膚は硬くカサカサになり、ほうれい線が刻まれやすくなるのです。

■2.紫外線を浴びない(UVケア)

加齢より肌を衰えさせるのが「紫外線」だということは、今や周知の事実です。 紫外線が当たるとシワができるのは、皮膚内部に活性酸素が発生し、コラーゲンを破壊して肌のハリと弾力を失わせるからです。

■3.表情筋を鍛え、頬のたれを防ぐ

年齢を重ねると胸が垂れたり、ヒップが下がったりするのと同様に、顔でも表情筋が緩んできます。特に頬は皮下脂肪が多い部分ですので、支えが弱くなるととたんに緩んできます。頬の筋肉が垂れてくると、口元に覆いかぶさる形になり、ほうれい線の溝が刻まれるようになるのです。

■4.肌に必要な栄養素(ビタミンC、コラーゲン、タンパク質、ミネラル等)をとる

ほうれい線を作らないためには、皮膚細胞に十分な栄養と酸素を与え、細胞の生まれ変わりが速やかに行われるようにすることが必要です。

■5.十分な睡眠をとる

肌細胞の順調な生まれ変わりには、自律神経と成長ホルモンが関係しています。 日中は自律神経のひとつである交感神経が活発に働き、血液の流れは脳を中心として行われます。そのため、肌への酸素や栄養の供給は少なくなります。

肌にも血液が流れ出すのは、夜になって副交感神経が優位になってからです。

また、睡眠中には脳の視床下部から、細胞分裂を促す成長ホルモンが分泌されます。ですから、ゴールデンタイムにしっかり睡眠をとると、肌に栄養と酸素が行き渡り、新しい細胞を生み出すことができるというわけです。

■おわりに

どれも難しいことではありません。普段の生活でちょっと気を付ければいいことばかりです。さあ今日から実践して、いつまでもハリのある若々しいお肌を保ちましょう!

(下山 一/ハウコレ)

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