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妻が家出し焦る夫「頼れる人はいないはずなのに」離婚がよぎり苛立って<子どもを欲しがらない妻>

  • 2025.5.19

「二郎さんとツキミさんは、結婚して2年が経つ夫婦。互いに毒親のもとで育ち、子どもを愛せる自信がない二郎さんとツキミさんは「DINKs=子どもを持たないことを選択した夫婦」として、「子どもは絶対につくらない」と誓っていました。しかし、二郎さんは母親からの孫催促や同僚の出産報告にプレッシャーを感じ、精神的に追い込まれていました。

一方、ツキミさんは幼少期から母に容貌を笑われ続け、整形をした過去が。二郎さんは整形を受け入れてくれましたが、ツキミさんは自分に似た顔の子が生まれることが怖いのと、自分も両親のように子を虐待しないか不安で、子どもがほしいと思えないのです。

周囲からのプレッシャーに耐えられない二郎さんは、ツキミさんに子どもをつくることを強要。ツキミさんに嘘をついて親族の集まりに誘い出し、逃げないように荷物を隠し、ツキミさんは親戚から「子作りしろ」と袋叩きに……。

二郎さんの弟夫婦や義姉の助けにより、なんとか帰宅。しかし、後を追ってきた二郎さんに無理やり行為を迫られ、ついに離婚を決意します。

そんな矢先、二郎さんに無理やり精神科に連れて行かれたツキミさん。

先生は「あなたはおかしくない」とツキミさんに寄り添いますが、二郎さんは自分に賛同しない先生をヤブ医者扱い……。

精神科の待合室にたまたま居合わせた主任は、思いつめるツキミさんにやさしく言葉をかけ、お金が貯まるまで同居することを提案してくれて……。

離婚を意気込む妻と焦る夫…

同居を始めて数日が経った、ツキミさんと主任。
「精神科を受診して気持ちがラクになった」と言うツキミさんに、主任は「ラクに生きるために、精神科で幼少期のトラウマをケアするのもいいかもしれない」と話します。


一方、二郎さんは、お金がないはずのツキミさんが帰って来ないことに慌てだし、「本気で離婚の準備をしているのか!?」と焦燥感に駆られるのでした。


なんとなく精神科や心療内科の受診に対して「ハードルが高い」と感じる方も多いのではないでしょうか。心の傷は外からは見えないため、「こんなことで受診してもいいのか」と悩み、無理を重ねてしまうこともあるでしょう。
しかし、心の不調を放置すると、体調の悪化により日常生活に支障が出てしまうこともあります。
風邪を引けば内科を受診するのと同じように、心の疲れや不調を感じたときには気軽に専門家に相談するようにしたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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