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「救急車を呼んだらダメ」娘の言葉を覚えていた父の、命を落としかねない行動/大嫌いだった父が認知症になった日⑥

  • 2025.5.15

『大嫌いだった父が認知症になった日』(鐘木ころも/竹書房)第6回【全8回】

『大嫌いだった父が認知症になった日』を無料で読む

「お父さん認知症なんだって」20代後半の頃、母からそのことを聞いた著者・鐘木ころもさんは、特に何の感情も抱かなかった。すぐ怒鳴るところが苦手で、やがて嫌いになってしまった父との関係は決して良いものではなかったためだ。認知症になった父は、娘の前で堂々とアダルトサイトを閲覧し、食事のときは食べこぼしがひどく、そこにいるのは“父だったもの”のように思えた。しかし、そんな父とともに過ごしていくうちに、父の素顔を気づかせてくれる瞬間が度々訪れるようになる――。『大嫌いだった父が認知症になった日』は、父が認知症になってからの苦悩と葛藤の中で少しずつ関係が変わっていく親子の物語です。

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