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夜寝ないで遊びたがる子どもに、次の行動が予想できる「ルーティン」

  • 2025.4.27
順番やルーティン秩序にすごくこだわるんです! (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
順番やルーティン秩序にすごくこだわるんです! (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

日々の暮らしの中で困っていた子どもの行動が、親の「言葉がけ」で変わる!

3歳と2歳の兄妹を育てる新米夫婦のマコさんとユウさん。一筋縄ではいかない育児にしんどさを感じていたなか、「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」のスペシャリスト島村華子先生のアドバイスによって、新たな視点や気づきを得られ気持ちがとてもラクに!

「言葉がけ」で変わる子どもの反応に感動し、子どもの心のなかが少し理解できてイライラが減少。子育てがラクになり、肩の力を抜くことができるヒントがいっぱいです。

※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から一部抜粋・編集しました。

登場人物

新米夫婦のマコとユウ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
新米夫婦のマコとユウ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

マコとユウ:子育て中の新米夫婦。マコはイラストレーター・漫画家、ユウはコロナで在宅勤務が増えた会社員。

きょうりゅうが大好きなアララ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
きょうりゅうが大好きなアララ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

アララ:きょうりゅうが大好きな3歳半。あまり言うことを聞いてくれない。

マイペースで食いしん坊なユララ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
マイペースで食いしん坊なユララ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

ユララ:マイペースで食いしん坊な2歳児。気の強さを感じて、ママのマコは心配。

幼児教育の教員育成に携わる華子先生 (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
幼児教育の教員育成に携わる華子先生 (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

華子先生:島村華子先生。子どもに対する絶対的な尊敬・尊重を基盤にする「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」についてくわしい児童発達学の研究者。上智大学卒業後、カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学で博士号を取得(児童発達学)。現在はカナダの大学にて幼児教育の教員育成に携わる。

夜寝ない子どもに、かけるべき言葉とは。

なかなかの夜更かしさん (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
なかなかの夜更かしさん (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
寝る時間がバラバラになり (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
寝る時間がバラバラになり (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
共感するのは大事ですが (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
共感するのは大事ですが (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
寝るときは寝る!遊ばない! (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
寝るときは寝る!遊ばない! (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
びんかんき…? (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
びんかんき…? (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
ルーティンを大事にしてあげてほしいです (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
ルーティンを大事にしてあげてほしいです (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
まだ遊びたいんだね~ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
まだ遊びたいんだね~ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
もう寝る時間なんだよ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
もう寝る時間なんだよ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
一緒にゴロゴロしよ~ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
一緒にゴロゴロしよ~ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
いつもより早く寝たね (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
いつもより早く寝たね (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
今ではしっかり寝てくれるように… (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
今ではしっかり寝てくれるように… (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
おそくなってゴメン~ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA
おそくなってゴメン~ (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

大切なのは予測可能なルーティン

モンテッソーリ教育では、幼児は「秩序への敏感期」を経験すると考えられています。2歳くらいにピークを迎え、5歳くらいまで続くとされているこの敏感期の間、子どもは一貫性や反復性に強くこだわります。確立されている決まりがあることで安心感を覚えるため、ルーティンが崩れると、ぐずったり落ち着かなくなったりします。特に、幼児にとって、寝る前のルーティンを守ることは、自分で寝られるようになるために大切です。例えば、父親がお風呂に入れたあとにオムツを替えてベッドに向かうなど、次に何が起こるかを予測できると、安心感が生まれ、子どもがリラックスして眠ることができるようになります。分刻みのスケジュールを守る必要はありませんが、似たようなパターンで毎日行動することを心がけましょう。

監修=島村華子、著=てらいまき/『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』

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