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すごいけど、正直面倒くさい…自然派ママとの上手な付きあい方

  • 2016.4.25
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普段はズボラなタイプの私ですが、妊娠中や出産直後、身のまわりのことが気になって仕方ない時期がありました。

© JackF - Fotolia.com

食品の添加物や産地、家の衛生環境や洗剤の成分など、とにかく子どもに悪いものは排除したい! と思っていたものです。当時はインターネットの情報にも振りまわされていたとも感じます。

いまでは、すっかりズボラな自分に戻りましたが、子どもを通じて知り合ったママ友のなかには、食事や育児に強いこだわりを持つ人が結構たくさんいます。自然派ママの情報量は、すごいと感じる一方、「面倒くさいな」と思うのも正直なところ。そんなズボラママの私と、こだわりの強い自然派ママとの上手な付きあい方を紹介します。

■「子どもが大事」その共通点を大切に!

私が一番気をつけているのは、「子どもに悪影響だ」というニュアンスのことを言わないことです。以前、ママ友たちとランチをしたときに、ママ友Aさんが自然派ママBさんに「親が神経質だと、子どもも神経質になるよ」と、たしなめていたことがありました。

その場は、一瞬凍りついた程度で穏やかに楽しく過ごせたのですが、その後、自然派ママさんから「自分はどれだけ子どものためにこだわっているか」「自分の意見がどれだけ正しいか」という内容のメッセージが頻繁に届くようになり、最終的には疎遠になってしまいました。

こだわりが強くなる最大の理由は「子どものため」が大前提です。「料理や掃除にこだわることで子どもを守ろう」という母親の気持ちと、「子どもとの時間を大切にしたいから家事は必要最低限だけしよう」という母親の気持ち、根っこはどちらも同じです。

どちらが正しいということはないので、大切な共通点を忘れないようにお付きあいをしていく必要があります。

■自分にとっての「自然な生活」を見つけよう

「牛乳は体に良い? 悪い?」

「紙オムツは不妊の原因になる?」

「合成洗剤はガンの原因?」

自然派ママからの情報はさまざまですが、母親として不安をあおられるものが多いように感じます。うそか本当かもわかりませんし、独身のころは「そんなの気にしていられないよー」と笑いとばせていたことが、親になると気になってしまうことも多いのです。

自然派ママが良かれと思ってする助言が、人を不安にさせてしまう可能性もあります。自然にこだわることも大切ですが、そもそも「自然な生活」というのは人によってちがうもの。

「離乳食は手づくりが一番」という人もいれば、「上手にベビーフードを利用して、子どもと遊ぶ時間を大切にしたい」という人もいます。いろいろな意見があるのは当然なので、「自分と子どもには、何があっているか」を考えることが必要です。

はじめての育児は、右も左もわからず悩むことも多いものです。先輩ママの助言が聞きたいと思うこともあるとは思いますが、「自分」と「子ども」に向きあうことが一番大切。自分に合ったペースで進めるのがいいでしょう。

■ママ友も大切な友だち

大人になってからの友だちは、とても貴重だと感じます。育った環境もちがいますし、共通点は子どもだけ。価値観のちがいがあるのは当たり前です。

子ども同士を遊ばせながら、育児の悩みやなにげない話ができる存在は、とても貴重です。ママ友も、ほかの友だちと同じように大切な存在。お互いを思いやって上手に付きあっていきたいですね。

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