ピート・デヴィッドソン、200以上のタトゥーを消去中「あと10年、何千万円もかかる」「悲しかった頃の自分を思い出すから」

カイア・ガーバーやキム・カーダシアンと交際した過去を持ち、アリアナ・グランデとは婚約していたこともあるモテ男のコメディアン、ピート・デヴィッドソン。タトゥーが大好きで、全身に200を超えるタトゥーを入れていることでも有名である。でも今はそれを後悔、消すために頑張っていることを明かした。

最近、雑誌『バラエティ』のインタビューに答えたピート・デヴィッドソン。「2020年、コロナ禍の間にタトゥーを消し始めた。あと10年はかかりそうだよ」と話している。最近ブランド「Reformation」のオフィシャルボーイフレンドに選ばれたピート。そのビジュアルを見てみるとほぼなくなったように見えるけれど、まだまだのよう。「腕はほとんどなくなった。手と首も」。でも胴体と背中にはまだ残っているそう。ピートによると1つのタトゥーを消すのに、10回から12回のセッションが必要。そうすると残っているタトゥーを消すのに、60週間かかるとピートは計算している。忙しい仕事の合間にセッションに通うとなると、10年かかるというわけ。ちなみに費用も何十万ドル、つまり何千万円もかかると話している。

消す作業はピート曰く「かなり恐ろしい」ものだそう。「グリルで腕を焼くようなものなんだ。そのあと治療してきちんと治す必要がある。かなりタフだ。最悪だよ、正直言って」。タトゥーを入れ続けていたときの心境も分析している。「あの頃は自分を大切にしていなかった。以前の僕は、薬物依存症で悲しい人間だった。自分を醜いと感じ、隠さなくてはいけないと思っていたんだ」「タトゥーが悪いことだとは思わない。でも今タトゥーを見ると自信がなかった、悲しい自分を思い出す」。

タトゥーを消すことは、自分にとって再出発だと話すピート。セレブ界にはピートの他にもタトゥー好きなセレブが多数。後から入れたことを悔やんで、ピートと同じ「かなり恐ろしい」体験をしなくて済むよう祈りたいもの。