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包丁を使わず夕食を作る「野菜の切り置き」で時短料理

  • 2016.4.24
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育児と家事を両立するためにかかせない時短料理法。一般的によく「作り置き」レシピが紹介されていますが、何品もまとめてつくると、それはそれでひと苦労になりますよね。そこで、もっと簡単に、負担の少ない「作り置き」ならぬ「野菜の切り置き」をご紹介しましょう。

にんじんは数本まとめて皮をむく

一週間に何回、にんじんをつかった料理をつくりますか? おそらく「一回」というご家庭は少ないでしょう。一年中価格も品質も安定していて栄養たっぷり、炒める、煮る、お汁にする、そのままサラダに…様々なレシピに万能な食材です。

仕事から帰ってきてから皮をむき、固いにんじんをトントン…この作業をなくしてしまいましょう。お休みの日など時間のある時に、にんじんは数本まとめて皮をむき、切り方に3種類くらい変化をつけて適当に切っておきます。スライサーでおろしてもいいですね。それぞれジップロックに入れて冷蔵庫に入れましょう。

玉ねぎはそのまま冷凍

使いきらず、半分に切った状態の玉ねぎを、ラップで包んで冷蔵庫に戻してしまっていませんか?

玉ねぎはまるごと一個、いっぺんに切って大丈夫。半分は薄切りに、半分はみじん切りに。夏場は「すぐ痛みそう」「水分がでちゃいそう…」と心配でしたら、ジップロックに入れて冷凍庫へ。使う時も凍ったままでOK。冷凍すると繊維が壊れるので調理の時短になり、なんと甘みも増すので一石二鳥なのです。

緑の野菜を何種類か切っておくく

あとは、キャベツ、白菜、ほうれん草、ピーマンなど、季節の緑の野菜をいくつか切っておきましょう。緑野菜は彩りのために、あるとうれしいですよね。注意点としては、冷凍できず食感が少しクタっとしてしまうので、シャキシャキの炒め物や、サラダには不向きです。ただし、加熱して調理する場合や冷凍することによってピーマンなど、野菜の苦みを少し和らげたい場合は、冷凍保存しておいてもよいかもしれません。

包丁を使わずに夕食がつくれる!

帰宅後は、なんと包丁を使わず、加熱するだけで以下の献立があっという間です。

・ほうれん草のおひたし

・にんじん、玉ねぎ、キャベツとひき肉の炒め物

・玉ねぎと白菜のお味噌汁

ほかにも、にんじんと玉ねぎのマリネ、にんじんとピーマンのきんぴら、キャベツと玉ねぎのサラダなど、ご紹介した野菜の組み合わせだけでも何通りもできます。また、豆腐、レタス、きゅうり、玉子など、あまり手を加えずに食べられる食材と組み合わせれば、時短メニューは無限大。時間を効率的に使って、毎日の夕食を充実したものに変えてください。

(美谷島 香)

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