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“マイクラ大好きキッズ”たちは、パパ&ママと一緒に『映画マイクラ』をどう観た?「あと100回みたい!」「子どもの想像力がかきたてられた」

  • 2025.4.23

“クリエイティブ力”を駆使してなんでも作りだすことができる自由さから、いまやゲームの枠を超えて学習教材としても活用されるなど、世界中で子どもたちを中心に絶大な人気を集める「マインクラフト(通称:マイクラ)」。その世界をハリウッドが映画化し、すでに北米では記録的な大ヒットとなっている『マインクラフト/ザ・ムービー』が、いよいよ4月25日(金)に日本上陸する。

【写真を見る】“マイクラ大好きキッズ”たちを一番興奮させたのは、どのキャラクター?

ゴールデンウィークに親子で観るのに超ピッタリな本作にちなみ、MOVIE WALKER PRESSでは“マイクラ大好きキッズ”が集結した親子試写会を実施!参加してくれた子どもたち全員は、もちろん「マイクラ」プレイ経験者のツワモノぞろい。そんな子どもたちの満足度は100点満点続出で驚異の平均97点オーバー!なかには99,100,000,000点とインフレしまくった点数をつけるほど楽しめたという本作を、アンケートに寄せられた子どもたち&保護者の率直な感想を紹介しながら、本作の見どころをチェックしていこう。

子どもたちのハートをわしづかみ!映画になった“マイクラ”は「すごかった」

「めちゃくちゃすごかった。あと100回みたい!」(小学5年生・男子)や「ゲームとそっくりで、マイクラ好きにはたまらない!」(小学4年生・女子)といった大興奮の感想をたくさん寄せてくれた“マイクラ大好きキッズ”たち。その心をわしづかみにしたポイントは、「ぜんぶがゲームにそっくりですごかった」(小学1年生・男子)というコメントにもあるように、「マイクラ」を完全再現したハイクオリティな映像世界だ。

すべてが“四角い”世界で、クリエイティブ力を駆使してサバイバル! [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
すべてが“四角い”世界で、クリエイティブ力を駆使してサバイバル! [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

「いろんなぶきをつくるのがすごかった」(小学2年生・男子)

「剣がかっこよくてとてもおもしろかったです」(小学2年生・男子)

「ストーリーにドキドキした」(小学3年生・男子)

「かわいいどうぶつがいて、たのしいしかわいかったです」(小学3年生・女子)

「マイクラ」といえば、キャラクターや登場する動物たちはもちろん、木や山などありとあらゆるものが“四角いブロック”でできているのが最大の特徴。そのなかでプレイヤーは、家を建てたり道具や武器を作ったり、敵と戦ったり探検をしたり、やりたいことをなんでも自由に遊ぶことができる。その楽しさが、映像やストーリーにそっくりそのまま反映されているのだ。

【写真を見る】“マイクラ大好きキッズ”たちを一番興奮させたのは、どのキャラクター? [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
【写真を見る】“マイクラ大好きキッズ”たちを一番興奮させたのは、どのキャラクター? [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

男子からの人気が特に高かったのは、楽しくて不思議なマイクラワールドを守ってくれるアイアンゴーレムの大活躍だ。劇中では異世界「ネザー」から現れる刺客のピグリン軍団に立ち向かうため、アイアンゴーレムの軍隊が作られ、その強さを発揮。「しゅん速ブーツで作ったアイアンゴーレムがかっこよかった!」(小学5年生・男子)など、大きい・強い・速いの三拍子がそろったら、もう男子は好きにならずにいられないだろう。

「マイクラ」のアイコン的存在のクリーパーも、ゲームと同じ働きを見せる [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
「マイクラ」のアイコン的存在のクリーパーも、ゲームと同じ働きを見せる [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

一方で、女子から人気だったのは「マイクラ」を象徴するキャラクターの一つともいえるクリーパー。緑色の毛むくじゃらで、ちょっぴり間の抜けた表情をしているけれど油断禁物。「クリーパーのばくはつのしかたがすごかった」(小学5年生・女子)、「クリーパーでとばされたところがおもしろかった」(小学3年生・女子)と、ゲームではうっかり近づくと爆発してしまう厄介者のクリーパーだが、映画のユーモアには欠かせない存在となっていたようだ。

“マイクラ博士”の子どもに教えてもらうことで、親子のコミュニケーションがより深まるはず!

子どもたちはみんな大満足と声をそろえているが、保護者として一緒に映画を観た大人たちはどう感じたのだろうか?大人たちにも作品の満足度を訊いてみたところ、こちらも平均91点超えの高評価となっている。

「ゲームの世界観がよく再現できていて、観ているだけで楽しい」(40代・男性)

「マイクラの世界が現実だったらこうなんだろうなって感じた。私もクラフトしたくなった」(30代・女性)

「マイクラの世界そのもので、自分も中にいるような気持ちになった」(40代・女性)

と、普段から子どもと一緒にプレイしている大人たちも、「マイクラ」世界の再現度に太鼓判。

“溶岩チキン”が再現!?ゲーム内の小ネタが満載 [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
“溶岩チキン”が再現!?ゲーム内の小ネタが満載 [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

「コメディ感が強く出ていて、マイクラに興味がない人も楽しめる」(50代・男性)

「親もプレイしてから観ると、より楽しめる!」(30代・女性)

「事前にキャラクターを覚えておくと、より楽しめるかも」(40代・女性)

「マイクラを知らなくても楽しめますが、お子さまと一緒にゲームをしてみてほしいです」(40代・女性)

「ゲーム内の小ネタが色々あるので、見逃さないように」(40代・女性)

という声も多数挙がっており、子どもがプレイしているのは知っているけれど、まだ自分ではやったことがないという大人は、お子さんからいろいろ教えてもらってから本作に臨むのがオススメ。「一緒に笑えた、一緒に感想を伝え合える」(30代・女性)、「観終わったあとに好きなシーンなどを話し合う!」(40代・女性)など、本作をきっかけに親子のコミュニケーションがより深まること間違いなしだ!

“マイクラワールド”を守るため、非リア充たちがサバイバル!

目の肥えた大人から「世代を超えて楽しめる内容の映画だと思う」(60代・男性)という声も寄せられている『マインクラフト/ザ・ムービー』。いったいどんな映画なのだろうか?ここからはストーリーと、登場するキャラクターを中心に紹介していこう。

四角いオオカミのデニスによって現実世界へ運ばれた“キューブ”が、大冒険のきっかけに [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
四角いオオカミのデニスによって現実世界へ運ばれた“キューブ”が、大冒険のきっかけに [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

想像したものをなんでも自由につくることができる“マイクラワールド”に転送されたスティーブ(ジャック・ブラック)は、完璧な日々を謳歌していた。しかしある時、危険だらけの異世界“ネザー”へのゲートを発見し迷い込んでしまい、そこを根城にするマルゴジャ率いるピグリン軍団に捕えられてしまう。そこでスティーブは、マイクラワールドを守るために相棒であるオオカミのデニスに“キューブ”を託すことに。

デニスが現実世界に持ち込んだ“キューブ”を偶然手に入れたのは、元ビデオゲームのチャンピオンであるギャレット(ジェイソン・モモア)。過去の栄光にすがる落ちこぼれのギャレットは、ナタリー(エマ・マイヤーズ)&ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)の姉弟、動物をこよなく愛するドーン(ダニエル・ブルックス)と共にキューブの力でマイクラワールドへ転送されてしまう。そこでスティーブと合流し、彼らはワールドを救うためにサバイバルを繰り広げていく。

4人の非リア充たちは、突然マイクラワールドへと転送されてしまう [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
4人の非リア充たちは、突然マイクラワールドへと転送されてしまう [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

個性豊かな5人の登場人物たちには「全員それぞれ魅力があってよかった」(30代・女性)や「一人一人の役に特徴があり、好きになった。いまより成長しようとするところがよかった」(40代・女性)など、大人も子どももすっかり魅了された様子。

なかでも子どもたちから一番人気を集めたのは、ゲームの「マイクラ」でデフォルトスキン(=キャラクターの姿)としておなじみのスティーブ。コメディスターであるジャック・ブラックが、ゲームと同じ水色のシャツ&ブルーのパンツ姿で、笑いあり、アクションあり、さらには歌唱もありとサービス精神旺盛にスティーブを再現してくれている。

スティーブとギャレット、中年男2人の友情のドラマにも注目! [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
スティーブとギャレット、中年男2人の友情のドラマにも注目! [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

「マイクラのメインキャラでかっこよかった」(小学2年生・男子)

「スティーブがかっこよかったです!」(小学1年生・男子)

「天才!!おもしろい!!」(小学4年生・女子)

「ダイヤをつけるシーンがすごくかっこよかった」(小学1年生・男子)

劇中での大活躍で子どもたちをワクワクさせるスティーブは、大人たちからも大人気。特に、「2人がすごくいいコンビになっていくのがよかった」(40代・女性)や「大人になったからこそ、子どものころとの違いにモヤモヤする気持ちに共感できる」(30代・女性)など、正反対な性格のギャレットとの友情のストーリーに胸がアツくなったという声が目立っている。

発明家を夢見る少年ヘンリーは、持ち前の創造力で大活躍! [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
発明家を夢見る少年ヘンリーは、持ち前の創造力で大活躍! [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

また、ちょっぴり引っ込み思案だけれど持ち前のクリエイティブ力を発揮するヘンリーには「現実世界のものをつかってポテトじゅうを作ったことと、エンダーマンをめった切りにしたことがすごかった」(小学6年生・男子)という子どもたちの声や、「勇気を持って自分の創造力でつくり出していくところがよかった」(40代・女性)や「ヘンリーが後半生き生きとしていてよかった!」(40代・女性)という大人たちの親目線のコメントも。見せ場たっぷりのヘンリー、その活躍ぶりに注目だ!

完成度の高い吹替えに子どもからも大人からも喜びの声が!

ちなみに日本語吹替版では、スティーブの声を山寺宏一が抜群のコメディセンス&ハイテンションな演技で熱演。ギャレットの声はモモアの吹替えでおなじみの安元洋貴、ヘンリー役には村瀬歩、ドーン役には斉藤貴美子と実力派声優が集結。またナタリー役は“めるる”こと生見愛瑠が担当。「めるるがよかった」(30代・男性)、「めるるの『バカ』というセリフにとても感情がこもっていた」(40代・男性)と、これが洋画吹替え初挑戦とは思えない生見の声の演技にも賞賛の声が相次いでいる。

洋画吹替え初挑戦のめるるに賞賛の声!HIKAKINや狩野英孝、“マイクラ動画”でおなじみの人気YouTuberたちも吹替版に参戦 [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
洋画吹替え初挑戦のめるるに賞賛の声!HIKAKINや狩野英孝、“マイクラ動画”でおなじみの人気YouTuberたちも吹替版に参戦 [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

さらに、マイクラワールドを抜けだして現実世界に迷い込んでしまうニットウィットの声は、マイクラ動画の配信も大人気のHIKAKINが担当。敵キャラであるピグリン軍団のチャンガス役を“マイクラ好き芸人”として知られる狩野英孝が担当したほか、HIKAKINの実兄でYouTuberのSEIKINや、「マイクラ」のゲーム実況で人気のトップ動画クリエイター“ドズル社”や“日常組”、“カラフルピーチ”のメンバーも吹替えに参加。

「えいがのふきかえの方がすきなユーチューバーだったので、うれしかったです」(小学4年生・女子)、「子どもの観ているYouTuberが吹替えをされていたのでよりよかった」(40代・女性)と、子どもからも大人からも喜びのコメントが。それぞれどんな役で登場しているのかは、吹替版を観てのお楽しみだ!

子どもたちはマイクラのどんなところが好き?

まるで実際に「マイクラ」の世界に入り込んだかのような体験ができる『マインクラフト/ザ・ムービー』。紹介してきたコメントを見ればわかる通り、“マイクラ大好きキッズ”たちはこぞってその魅力の虜になっているようだ。と、ここで気になるのは、なぜ子どもたちはこんなにも「マイクラ」に魅力を感じているのだろうか?

「マイクラ」の魅力である“やりたいことをなんでもできる”が、そのままスクリーンに [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
「マイクラ」の魅力である“やりたいことをなんでもできる”が、そのままスクリーンに [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

アンケートでは「マイクラのどんなところが好き?」と直球に訊いてみた。すると、返ってきた答えは見事にばらばら。「自分のすきなものをつくれるところ」(小学1年生・男子)、「いろいろなものをつくれるところ」(小学3年生・男子)、「いろいろな家やすきな物をつくれるから」(小学4年生・女子)、「クリエイティブに物を作れるから」(小学5年生・男子)と、もっとも多かった答えはやはり“クリエイティブ”の部分。

また「けんちくやたたかうところ、ほったりできるところ」(小学5年生・男子)や「ボスやてきがいるとこ」(小学4年生・男子)のように“サバイバル”を楽しんでいるキッズもいれば、「いろいろなモブやキャラクターがでてきておもしろい」(小学5年生・男子)、「MOBどうぶつえんを作るのがすきです」(小学2年生・女子)、「ロバにのれるから」(未就学・女子)のようなキャラクター重視の声も。

いまやゲームの枠を超えて、学習用教材としても活用されている「マイクラ」 [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
いまやゲームの枠を超えて、学習用教材としても活用されている「マイクラ」 [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

ほかにも「しかくい所が好き」(小学2年生・男子)という可愛らしい声や「クリーパーがばくはつしてまわりがちらかるところ」(小学3年生・男子)といった独特な視点も。「たび、さくせい、キャラ、本当にじぶんがゲームの中にいるみたいだから」(小学4年生・女子)と、まさに“やりたいことがなんでもできる”という「マイクラ」の最大の魅力が、自由な発想をもった子どもたちに刺さっていることがよくわかる。

一方で大人たちは、子どもたちが「マイクラ」に熱中することをどう感じているのだろうか?

「想像して自分で造るという力が備わるのでいいイメージ」(40代・男性)

「実際にゲームをしているところを見ると、頭を使う作業が多く、英語の単語を学べてすごくいいなと思いました」(30代・女性)

「頭を使って考えるゲームなので、ほかのゲームに比べて想像力が養えると思います」(40代・女性)

「たのしくプログラミングを学習できる、想像力が育まれる」(40代・女性)

「論理的な思考を養えそう」(40代・女性)

と、子どものころに「ゲームばっかりしていないで勉強しなさい」と言われて育った世代からは想像ができないほど、好意的な声がずらり。

大人も共感できるメッセージ性も [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
大人も共感できるメッセージ性も [c] 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『映画マイクラ』でも味わえる、“クリエイティブ”の喜びと難しさ

教育的な面でも絶大な信頼が置かれている「マイクラ」を映画化した本作は、ビジュアル的な部分だけにとどまらず、このゲームをプレイするすべての人に向けられたメッセージも忠実に再現されている。それは劇中で「作ることは壊すことより難しい」というセリフで表されているように、“創造(クリエイティブ)する”ことの喜びを知り、自分の可能性を信じ、そして世界をより豊かなものにしてほしいということ。今回の試写会に参加した大人たちも、本作を通して子どもに多くのことを感じ取ってほしいと願っているようだ。

「ゲーム世界だけでなく現実世界でもあきらめずに頑張るところ」(40代・男性)

「みんな人それぞれ違うよさ、強みがあるということ。それぞれの強みを活かして協力して仲間になってほしい」(30代・女性)

「自分の夢を持ち続けてほしい。叶うことの方が少ないかもだけど、大人になってからも夢を持ち続けることはできることを覚えていてほしい」(30代・女性)

「想像力、創造力と行動力で世界は開けるんだということ」(30代・女性)

「自分の好きなことを大切にしてほしい」(40代・女性)

「失敗や障害を恐れずに、自分がこうしたいと思ったことに挑戦し続けてほしいと思いました」(40代・女性)

子どもたちの学びにつながるし、親子のコミュニケーションにもなる。そしてなにより、子どもも大人も一緒に楽しい時間を過ごすことができる『マインクラフト/ザ・ムービー』は、まさにゴールデンウィークに家族で観るのにうってつけの1本。

「映画を観ることにずっと否定的だった子どもが、マイクラなら怖いのも頑張れると言ったので今回応募しました。最後のシーンに泣きまくっていましたが、楽しかったようで本当によかったです。マイクラをやっていて、それが映画になり、マイクラの世界に入るなんて、子どもの想像力がかきたてられたと思います」(40代・女性)

というコメントもあるように、小さいお子さんがいる家庭の映画館デビューにもピッタリ。ぜひとも家族みんなで映画館に足を運び、クリエイティブ力をとことん刺激してくれる“マイクラワールド”を体感しよう!

文/久保田 和馬

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