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<デアデビル>想像を絶する“最終話”で米トレンド入り「パニッシャーとの共闘がアツい!」「シーズン2が早く見たい」

  • 2025.4.19
「デアデビル:ボーン・アゲイン」の最終話が4月16日に配信された (C)2025 Marvel
「デアデビル:ボーン・アゲイン」の最終話が4月16日に配信された (C)2025 Marvel

【写真】やっぱり怖過ぎる…!最終話ではフィスクの“キングピンらしさ”も全開になった

昼は盲目の弁護士、夜は法で裁けぬ悪を挫くクライム・ファイターとして正義のために戦う“デアデビル”ことマシュー・“マット”・マードック(チャーリー・コックス)が主人公のマーベル最新ドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の最終話が4月16日に配信された。すでにシーズン2の制作も報道されており、今シーズンがどのように幕を下ろすのかに注目が集まっていたが、その結末は想像を絶するものに。殺さないことが信条のマットは、第8話でNY市長となった宿敵の犯罪王ウィルソン・“キングピン”・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)をかばって銃弾に倒れたが、それに対するフィスクの“アンサー”は恐ろしいものだった。(以下、ネタバレを含みます)

親友フォギーの死には大きな秘密が隠されていた

第1話で元FBI捜査官のブルズアイことベンジャミン・デックス・ポインデクスター(ウィルソン・ベゼル)に殺された、マットの親友でパートナー弁護士だったフランクリン・“フォギー”・ネルソン(エルデン・ヘンソン)。

第8話で、その黒幕がフィスク不在の間、ニューヨークの裏社会を牛耳っていた妻のヴァネッサ(アイェレット・ゾラー)だったことに気付いたマットは、精神科医で恋人のヘザー・グレン(マルガリータ・レヴィエヴァ)に同行したパーティーでその罪をつまびらかにするためヴァネッサに接触するも、脱獄したポインデクスターの乱入により失敗。マットは、フィスクを狙ったポインデクスターの銃弾に倒れてしまった。

その後も病院でヘザーと現在のパートナー弁護士に黒幕はフィスク夫妻だと必死に説明するも、錯乱しているせいだとまともに取り合ってもらえない。そんなマットを訪ねてきたのは、フィスクの指示でマットの暗殺を企むフィスクの部下キャッシュマン(アーティー・フルーシャン)だった。だが、秀でた聴力で彼の足音を聞きつけたマットは、フィスクが仕掛けた可能性の高い大規模停電を利用して病院から抜け出して自宅へ。すると、復讐(ふくしゅう)を果たすために処刑人となったフランク・キャッスル/パニッシャー(ジョン・バーンサル)が、マットを守るために待ち受けていた。

ヴァネッサの悪事とフィスクの野望がここに来て一つに

シーズン1を通して弱っていた力を回復させ、最終話で犯罪王“キングピン”としての復活を果たしたフィスクは、ポインデクスターに狙われたことをきっかけにさらに暴走。前作「マーベル/デアデビル」最終話でマットと交わした約束を反故にして、癇に障る自警団は1人残らず亡き者にすることにしたらしく、悪徳警察官を集めた特殊部隊にマットの殺害も指示。結果的にマット=デアデビルとパニッシャーの“共闘”で撃退されたものの、牙を隠すこともせず、NYの独裁者として君臨していく。

そんなフィスクには、二つの計画があった。一つは序盤から言い続けている、寂れたレッド・フック埠頭をよみがえらせる「港湾プロジェクト」なのだが、これがフォギーの死とつながることが判明。ヴァネッサは埠頭が法律的に無法地帯であることを利用して資金洗浄をしていたらしいのだが、フォギーが担当していた裁判はまさに無法地帯であることを世に知らしめる恐れがあったため、彼は殺されてしまったのだ。そして、今、フィスクはそこにどう利用するのか不明の複合施設を建てようとしているのだ。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話より (C)2025 Marvel
「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話より (C)2025 Marvel

犯罪王“キングピン”によってニューヨークがディストピアに

フィスクのもう一つの計画は、「治安回復計画」だ。大嫌いなマスクの自警団の活動を禁止し、違反した場合は問答無用で特殊部隊の銃弾を受けることになる。この無茶苦茶な法案に、NY市警のガロ本部長(マイケル・ガストン)は一矢を報いようとするが、それがフィスクに知られ、警察官たちの前で顔面を割られてしまった。しかも素手で…とてつもない腕力だ。

ニューヨークは、このままディストピア化してしまうのか…。しかし、マットの前には彼を心配してニューヨークに戻ってきた元秘書のカレン・ペイジ(デボラ・アン・ウォール)がおり、カレンに勇気づけられたマットは、デアデビルのコスチューム姿で大きな一歩を踏み出すのだった。

衝撃的な最終話にファンは熱狂。本国アメリカで「#DaredevilBornAgain」でトレンド入りしたのはもちろん、日本でも「デアデビルとパニッシャーの共闘シーンがアツい…!」「フォギーの死が無駄じゃなくて良かった」「シーズン2が早く見たい」と多くのコメントが。

シーズン2に期待しつつ、前作「マーベル/デアデビル」後にデアデビルも参戦した、ヴィジランテ(自警団)たちのドラマ「ザ・ディフェンダーズ」や、他のヒーローが主人公の「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアン・フィスト」、そして「パニッシャー」を見直しておくのもいいだろう。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」(全9話)はディズニープラスで全話独占配信中。

◆文=及川静

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