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疲れの原因は股関節?手遅れになる前に「片足立ち」で確認してみて

  • 2016.4.22
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キレイに歩くために必要なのが、片脚立ちをする筋力。歩くことは片脚立ちの連続です。キレイな片脚立ちができると、歩き方もキレイになります。

片脚立ちは誰もが1度は行ったことがあるかと思いますが、実は正しい片脚立ちが出来る人って意外に少ないんです。

ここで1度あなたの片脚立ちをチェックしてみましょう。立つことが大変な人は股関節が弱っている可能性が!

そこで今回は、理学療法士の筆者が、股関節を鍛えるべき理由と正しい片足を立ちのポイントをご紹介します。

■股関節が大切なワケ3つ

(1)体幹と脚をつないでくれるつなぎ目

股関節は体幹と脚を繋ぐ重要な役割を担っています。だから、股関節がしっかりすると、体幹や脚の力も出しやすくなり、疲れにくくなるのです。

どんなものでも繋ぎ目が大切ですよね。洋服や鞄も、繋ぎ目が弱いとほつれてしまって使い物にならないのと同じです。

(2)身体の中心部分

股関節は身体の中心にあります。中心がしっかりすることで、良い姿勢をとりやすくなります。また、動きやすくなり、動作も安定します。

(3)たくさんの筋肉がついている

股関節には、背骨、骨盤、脚とたくさんの筋肉がついている大きな関節です。その分、良い姿勢を保ったり、骨盤を支えたりと重要な働きをしています。股関節が弱っていると、キレイな歩き方は実現しません。

 

■正しい片足立ちのポイント3つ

(1)骨盤が水平であること

NG例1:骨盤が下がってしまう人は股関節が弱っている可能性があります。

NG例2:身体が斜めになってしまう人も股関節が弱っている可能性があります。

(2)背骨は真っ直ぐ

のけ反っていたり、前傾してしまうのはNG。体幹が弱っているのかもしれません。

NG例1:のけ反っている

NG例2:前傾してしまっている

(3)足裏全体で支えることができる

親指側が床から離れてしまう人が多いのですが、足裏全体が床についた状態で保てることを目指しましょう。

 

■片足立ちができるようになったら…応用編

正しい片脚立ちが安定してできるようになったら、更に股関節を強くするための片脚立ち応用編に挑戦してみましょう。

(1)手を挙げてバランスを保つ

(2)足を外側に開いて戻すを繰り返す

(1)(2)どちらの時も、骨盤を水平に保つことを意識し、片脚立ちの基本が崩れないように注意しましょう。

 

オフィスでトイレに立ったついでに、歯磨きをしながら、キッチンで、テレビをみながら……いつでもどこでもやってみてください。簡単ですが、とっても効果的ですよ。

【筆者略歴】

※ 安季 ・・・ 理学療法士として患者さんへのリハビリ業務に携わる。その傍ら、リラクゼーションサロン『sayamakan』を開設し、アロマトリートメント、1人1人に合わせた自宅で出来るセルフトレーニングプランの作成などを提案している。

【画像】

※ Jacob Lund / shutterstock

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