妻から渡された紙に不倫夫が動揺。「やり直し…たい」離婚を拒否する夫に妻が返した言葉とは？＜子ども部屋おばさんがしんどい＞

主人公のハルさんは、夫のマサキさんと双子の娘とともに義実家で暮らしています。しかしその家には、毎日夫の幼馴染・ヨリコさんが出入りしているのです。ヨリコさんは、成人しても実家の子ども部屋で過ごす「子ども部屋おばさん」。ハルさんは、自由気ままなヨリコさんや義母に気を遣いながら生活しています。そんな中、マサキさんの浮気が発覚。そしてヨリコさんは「マサキさん一家を壊すため」という目的で、不倫の手助けをしていたのです。なぜそんなことを……？それは、ヨリコさんの父・トウゴさんに恋心を抱く義母が、ヨリコさんの母親を精神的に追い詰めて死に追いやったから。ヨリコさんは義母の問題行動やマサキさんの不倫を追及するパーティーを開き、2人を成敗しました。しかし、この復讐劇に巻き込まれた形のハルさんは怒りを募らせ、ヨリコさんの彼氏・ナオトさんの浮気の事実を暴露。そして、ヨリコさんに謝罪を求めますが……。

ヨリコさんはハルさんへの謝罪を拒否。そのとき、ハルさんの夫と不倫していた女の夫・スグルさんが救いの手を差し伸べます。

スグルさんはハルさんに弁護士への相談を提案。面倒なことは専門家に任せ、「これからは自分の人生を大切にしてほしい」と労いの言葉をかけてくれて……？

ようやくパーティーはお開きに…！？

スグルさんの提案を受け入れることにしたハルさんは、マサキさんに離婚届への署名を要求します。ハルさんとの離婚を拒否するマサキさんですが、ハルさんは「早く他人になりたいの！！」とバッサリ。

頭を抱えるマサキさんに目もくれず、パーティー会場をあとにするのでした。

離婚届を突きつけられたマサキさんが驚いている様子を見ると、「ハルさんは自分を見捨てるはずがない」と思い込んでいたのかもしれません。

不倫に加え、妻に義母の世話を押し付けようとしていたことまで明るみに出た今となっては、マサキさんが離婚を拒んだとしても関係の再構築は難しそうですよね。これまでの自分の言動を反省し、ハルさんが望む形で誠実に償ってほしいですね。

---

著者：マンガ家・イラストレーター キナコモチかあさん

ベビーカレンダー編集部