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体からのSOS!?「ダイエット中なのに無情にチョコレートが食べたい!」その理由

  • 2016.4.18
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ダイエットしているのに、なんだか無情にチョコレートが食べたい!!そんな経験、一度や二度あるのではないでしょうか?

実はこれ、身体の中のある栄養素が不足してSOSが出ているサインなんです。今回は、体の変化で気付いて欲しい「ミネラル不足」をご紹介します。

■1.チョコレートが食べたいとき

これは身体の中でマグネシウムが不足しているときに起こります。

マグネシウムは身体中では、その大半が歯や骨に蓄えられています。働きとしてはエネルギー代謝を促進して、脂肪の燃焼に不可欠なミネラルです。

元気が出ないとか、太りやすい、身体がむくむ、というときは、マグネシウムが不足しているといわれています。

マグネシウムはダイエットには欠かせないミネラル。ダイエットで食事制限などをしてマグネシウムが不足してしまうと、逆に太りやすくなってしまうなんて、本末転倒です。

マグネシウムを多く含むナッツ類、ひじき、ワカメ、納豆、バナナ、ほうれん草などを食べて、ダイエット中もしっかりマグネシウムを補給しましょう。

■2.イライラする

これはカルシウムの不足によって起こります。

カルシウムはそのほとんどが骨や歯に蓄積されています。そのためカルシウムが不足すると、骨がスカスカになったり、歯がもろくなったりしてしまいます。

その他にも、カルシウムは精神的な安定に機能します。生理前になると、気分のムラが起こるという人もカルシウムを摂ってみてはいかがでしょうか?カルシウムを多く含む食品には、ヨーグルト、チーズ、ししゃも、豆腐、緑黄色野菜があげられます。

■3.身体がむくむ

夕方になると足がパンパン。朝起きて顔がむくんでる。そんな経験ありませんか?

先ほどのマグネシウムの不足もむくみの原因になりますが、カリウムが不足しても起こります。

カリウムの働きは、筋肉の収縮に関わって、老廃物の排泄を促します。利尿作用があるため、カリウムをしっかりとれば排泄物をしっかり出してくれるのです。そのため、カリウムが不足するとむくみを引き起こすだけでなく、倦怠感や、足がつる、痙攣する、ということが起きてしまいます。

カリウムを多く含む食品としては、パセリ、アボカド、ほうれん草、里芋、エリンギなどがあげられます。

■4.味覚がおかしい

なんだか最近食事の味がわからない、おかしい、と感じたことはありませんか?こういった味覚障害は亜鉛の不足によって起こります。

亜鉛は味覚を正常に保つほかにも、新陳代謝や抗酸化作用、アルコールの分解、育毛などにも作用します。

食事の味がわからなくなったとか、おかしくなった、という時には亜鉛の不足が原因かもしれません。

亜鉛を多く含む食べ物には、牡蠣、肉、ごま、ココア、ブロッコリーなどがあります。特に牡蠣には多くの亜鉛が含まれていて、その亜鉛を効率的に身体に吸収させるにはビタミンCと一緒に摂るといいそうです。ですから、牡蠣を食べる時にレモンをかけると、おいしいだけではなく亜鉛の吸収率もアップするのでいい組み合わせなんですよ。

また、肌の乾燥やシミ、シワ、髪の毛が抜ける・細くなる、爪が弱くなるといった美女子に大敵なコトも亜鉛の不足によっておこりますので、定期的にしっかりと摂りたいものですね。

■おわりに

せっかくダイエットしているのに、ミネラル不足で代謝が悪くなったり、身体がむくんでしまったり・・・それだともったいないですよね。他にもイライラしてしまって、人にあたってしまったり、せっかくの食事の味がわからなくなったり・・・ミネラル不足で起こるいろいろな身体の不調。

食事でも不足する場合はサプリメントをうまく活用してしっかりと補給したいですね。ダイエット中に起こる普段とは違う身体の不調。ダイエットしているからこそ、ミネラルはしっかり補給したいものですね。(桃助/ライター)

(ハウコレ編集部)

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