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面倒な手間ナシ! 忙しいママにおすすめの「食材冷凍テク」14選

  • 2016.4.16
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【ママからのご相談】

2歳の子を育てている母です。

子どもの就寝時間が遅くなりがちなので、毎日の食事作りをもう少しスピーディーにできればいいのですが、作り置きや常備菜はかえって食べ残してしまいます。

ほかに手間のかからない簡単な下ごしらえの方法はありますか?

●A. 冷凍に適した食材を活用しましょう。

ご相談ありがとうございます。ライターのNANARUKAです。

作り置きや常備菜と並び、冷凍保存も忙しいママの強い味方。最近では多くの野菜の冷凍法が広まり、すでに活用している方も多いかもしれません。

ここでは難しい知識や面倒な手順は置いておいて、加熱処理が不要で食感が変わりにくい基本的な野菜の冷凍法 をご紹介します。

さっそく今晩準備して、明日の味噌汁やスープ、炒め物、チャーハンなどに大いに活用してみましょう!

●買ってそのまま! 丸ごと冷凍できるお手軽野菜

●トマト

フレッシュさが命ともいえるトマトですが、安いときにはまとめ買いしたい野菜のひとつ。

新鮮なトマトが安く手に入るときはぜひ多めに購入し、丸ごと冷凍しておきましょう。

半解凍すれば皮も簡単にむける ので、すりおろしてドレッシングに加えたり、トマトソースやスープなどの調理に活用したりしましょう。

●パセリ

洗ってよく水を切り、そのまま保存袋へ。凍ったら手でもんで粉々にすれば、スープやピラフの彩りに最適。

独特の香りも和らぐので、子どもにも嫌がられることなく食べさせることができます。

●カットするだけ! 生のまま冷凍できる野菜

●キノコ類

キノコ類は冷凍することで旨味がアップ。しめじはバラして、えのきは適当な長さに刻んで、椎茸はスライスして保存袋に詰めます。

安いときにいくつかまとめ買いし、数種類を混ぜて 冷凍しておいてもいいでしょう。

●ネギ類

スライスやみじん切りをした後、しっかり水気を切って保存袋へ。

水分が残っているとかたまりになって凍ってしまい扱いにくくなるので、水分を十分拭き取ってから刻むか、刻んだ後にキッチンペーパーでしっかり水分を吸い取ることがポイントです。

●にんじん

使いやすい形にカットして生のまま冷凍できますが、より小さく、より薄い形状のほうが食感の変化を感じにくいでしょう。

カレーや煮物など、大きめに使いたい場合は固めに茹でてから 冷凍します。

●玉ねぎ

生のまま冷凍すると水分が出てしまう玉ねぎですが、そのぶん甘みが凝縮されるため、短時間で甘みたっぷりの炒め玉ねぎが作れます。

煮込み料理や炒め物 に向き、ミートソースやオニオンスープもあっという間に完成です。

●小松菜

水洗いして水分を拭き取り、使いやすい長さに切って保存袋に入れます。その際、空気はしっかり抜いてできるだけ真空状態に近づけましょう。

使う際は保存袋のまま流水解凍するか、凍ったまま使います。

●キャベツ

小松菜と同じように、ざく切りしたのち保存袋に入れ、平らになるように押さえて空気を抜いて冷凍します。

使うときは電子レンジで軽く解凍して絞れば、コールスローや和え物に便利。やきそばやお好み焼き、餃子の具には凍ったまま 利用できます。

●パプリカ

野菜炒めやスープなど、いつものメニューに彩りを加える食材としてストックしておくと便利です。

種とわたを除き、スライスやみじん切りにして水分をしっかり拭き取って冷凍しましょう。

赤ピーマン、黄ピーマンも同様にストックしておけば、お弁当にも手軽に彩りをプラスできます。

●ナス

洗って薄切りにしたあと水につけてアクを抜き 、水分をよく拭いて保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍します。

1本だけ残ってしまったというときもこの方法で保存しておけば、ラタトゥイユや煮びたしがさっと作れます。

●フルーツだって冷凍保存! トッピング、ドリンク、ジャム作りに

●イチゴ

洗ってヘタを取ったら水気をよく拭き、適当な大きさに切って冷凍します。

ヨーグルトやアイスのトッピング、ジャム作りのほか、牛乳やコンデンスミルクをかければ子どものおやつ にもぴったり。

●ブルーベリー

洗って水気をよく拭き、そのまま冷凍します。ヨーグルトやアイスのトッピング、ジャム作りやスムージーに最適。

イチゴと同様に季節物なので、安いときにまとめて買って保存しておくとよいでしょう。

●バナナ

スライスや角切りにして保存し、ホットケーキやパウンドケーキに加えたり、ドリンクのベースにしたりしてみましょう。

食パンに乗せてチョコレートシロップをかけトーストしても美味。

●ぶどう

トマトと同じく、半解凍すると皮がむきやすくなります。つるんと皮をむいてシャーベット状でいただくのが最高!

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いかがでしたか?

野菜やフルーツはどれも密封性の高いジップバッグを使用し、冷凍する際は金属トレーやアルミホイルを利用するなどして急速冷凍 を心がけます。

使う際は凍ったまま調理するのがおいしくいただくポイント。ストックしておけば忙しい日も心にゆとりができますし、食材をムダにすることもなくなります。

良いことづくめの冷凍野菜、ぜひ取り入れてみてくださいね。

【参考リンク】

・もっと野菜を。もっと食卓に。 | キユーピー(http://www.kewpie.co.jp/yasai/)

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

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