【THE RAMPAGE川村壱馬＆吉野北人】かずほくの「運命のヒト・恋」

そもそも、運命についてはどう考えてる？

そうだなぁ。ある、と思うよ。

俺もそう思う。信じたいっていうのもあるけどね。リアルな話、これは運命だ！って思う力が、結果的に運命にしてしまうってこともあると思うし。それに、直感ってあんま外れないからな。

そうだね、自分も直感は鋭いほうだからわかる。もちろん人には見えない部分もあるから一概には言えないけど、気が合うとか合わないとかも含めて、相手のことって何となくわかっちゃうよね。

そうそう。恋愛においても運命の出会いがあったとしたら、ほんと直感とかなんだろうなと思う。もし出会ったら自分ももちろん動くけど、自然とお互いが動くんじゃないかな。

そうかもね。独りよがりになって突っ走っても先行きが不安だし、波長が合ったら「あ、この人なんだろうな」って感じ合うような気がする。もちろん言葉で伝えたりもするだろうけど、頑張らなくても自然に引き寄せ合う、みたいな。それが、デスティニー。

デスティニー（笑）。

出会いの理想のシチュエーションとか、そこはあんまり重要視してないかな。だって毎日誰にでも出会いはたくさんあるわけだし、出会ってからの過程が大事なんですよ。どう出会うかじゃない。それで、みんなで幸せになればいいんだよ。

そうだよな！

それがデスティニーでしょ？

良き!!（笑）

「これは運命だって思う気持ちが、結果的に運命にしてしまうことも」（川村壱馬さん）

「どう出会うかは重要じゃない。出会ったその先の、過程が大事」（吉野北人さん）

撮影／倉本侑磨（Pygmy Company）ヘアメイク／Aki（吉野さん）、oya（川村さん）スタイリング／吉田ケイスケ取材・文／森山和子