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おしゃれに進化した新生サイケ。

  • 2016.4.15
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シャーロット・ケンプ・ミュール(The GOASTT)を筆頭に、サイケデリックサウンドは女性アーティストにも浸透している昨今。最近はMGMTやテーム・インパラのようなエレクトリック色の強いバンドサウンドではなく、DIYのような温もりあふれるフォーキーな感触のものが多く、インセンスの薫りが漂ってくるよう。なかでもダーティー・プロジェクターズに在籍していた、多彩な音楽に触れてきたデラドゥーリアンのソロはサイケ風味がほどよくブレンドされ、ハイセンスな音楽を展開している。

ヴァネッサ・パラディやニコを彷彿。
テス・パークス Tess Parks

カナダ出身のシンガーソングライター&写真家。気怠いアシッドフォークが特徴。英国で活動後、2013年にソロ作『Blood Hot 』を、15年にアントン・ニューコムと共同アルバムを発表。


エキゾティックなメロディが魅力。
デラドゥーリアン Deradoorian

ロサンジェルス出身。元ダーティー・プロジェクターズで、ビョークやヴァンパイア・ウィークエンドともコラボ。エキゾティックな楽曲にサイケを加味し、浮遊する歌声が際立つ。


リバプール発のポップ&キャッチー。
スティーリング・シープ Stealing Sheep

リバプール出身の3人組。2010年のデビューから高いアート性も注目され、曲もジプシーフォークなどをミックスした多様感が人気。ポップ感の増した15年の最新アルバム『Not Real』も好評。


*『フィガロジャポン』2016年3月号より抜粋

réalisation:NATSUMI ITOH


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