ケシャ、ボブ・ディランの75歳の誕生日コンサートで歌披露へ。

ケシャ。Photo: Bangshowbiz

ケシャがボブ・ディランの75歳の誕生日コンサートで歌を披露することになった。ナッシュビルのライマン公会堂で5月23日、24日（現地時間）に開催される同コンサートへの登場は、ケシャにとってドクター・ルークとの性的暴行騒動に一旦終息を迎えてから初となる。

ボブの誕生日という節目というだけでなく、デビューアルバム『ジャスト・ライク・ア・ウーマン』リリース50周年も祝うこの2夜には、ケシャだけでなく、ケイシー・マスグレイヴスらを含む30人ものカントリーやフォーク・ミュージック界のアーティストたちが集結する予定だ。

ケシャは、自身の元プロデューサーと指南役だったドクター・ルークが自身に対し性的暴行を行ったと主張し、最近ソニーとの契約の解消を裁判で求めるも、その要求は認められない結果となっていた。今回の出演は、この一連の騒動以来初パフォーマンスとなるが、今月15日から24日の期間に開催されるコーチェラ・フェスティバルへの出場もささやかれており、それ以前にもケシャの姿を見ることができる可能性もあるかもしれない。関係者の1人は「ケシャは自身のキャリアを自分の手でやっていく必要に気づき始めたのです。これが彼女のやり方です」と話す。

また一連の法廷争いの前には、「一風変わったカントリー」ミュージックに取り掛かっているとケシャは発言するなど、2012年のアルバム『ウォーリアー』に続くニューアルバムの制作に忙しい日々を過ごしていた。当時ケシャは「何カ月もの間、スタジオに夜な夜なこもって、音楽制作しているのよ。だから、新曲がたくさんできてるの。いろんなものがあるわ。ある曲は一風変わったカントリーの曲だと思えば、ラブソングもある。曲がいろんなところに散らばってるってるから、まだアルバムを編集しているって感じよ」と話していた。

参照元：VOGUE JAPAN