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デブ菌と痩せ菌って何?「痩せない理由」は腸内細菌にあった

  • 2016.4.10
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食事制限をしても、運動をしてもなかなか痩せない。「これって、加齢のせい?」 いいえ、痩せにくい原因はそれだけではありません。

腸内細菌の研究が進んだ今、腸内細菌にもデブ菌と痩せ菌があることが分かったのです。

そこで今回は、健康管理士の筆者が、腸内細菌を利用して痩せ体質になる方法をご紹介します。

 

■デブ菌、痩せ菌ってなに?

私たちの腸内には、500種類以上、1,000兆個以上という細胞よりも多くの腸内細菌があります。まだ培養が出来ないもの、解明されていないものもたくさんあります。

そんな中、『肥満に付随してみられるエネルギー回収能力の高い腸内細菌』という論文が科学雑誌ネイチャーに掲載されました。論文によると“腸内細菌ファーミキューテス菌が肥満に関係している”というのです。

これがいわゆる“デブ菌”というもの。論文のタイトルにあるように、エネルギー回収能力の高い腸内細菌、すなわち必要以上にエネルギー源を取り込み脂肪として蓄える力の強い菌です。

一方“痩せ菌”は、正式にはバクテロイデーテス菌と呼ばれ、血液中の脂肪が脂肪細胞に取り込まれるのを防ぎ、脂肪を筋肉に取り込んで燃焼させる働きがあることが確認されています。

 

■デブ菌を減らす方法

デブ菌を減らす方法は意外と単純。食事の量を減らす、もしくは週末ファスティングでもかまいません。

ただし、プチとはいえファスティングをする場合は、断食期間よりも回復期の食事が重要なので確実な情報やプロのアドバイスのもと行うようにしてください。

 

■痩せ菌を増やす方法

痩せ菌の“バクテロイデーテス”を増やすには、玉ねぎ、ごぼう、白ねぎ(深ねぎ)やアスパラガスといった痩せ菌のエサとなるオリゴ糖を含む食品がオススメ。その他にも、納豆、痩せ菌のエサやベッドとなる食物繊維の多い食品、糠漬けや米麹で作った甘酒などの植物性乳酸菌を含む食品を食べるものいいでしょう。

また、日本酒やワインといった酵母菌を含む食品、きちんと発酵され麹菌を多く含む味噌や醤油、塩麹、醤油麹や米酢を摂ったりすることが有効とされています。

 

腸内細菌はきちんとした食品を摂れば、3日~2週間ほどで変わるといわれているので、この方法を活用しない手はないですね。ただし、逆も然りなので注意が必要です。

【筆者略歴】

※ SAYURI ・・・ 長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【参考】

※ An obesity-associated gut microbiome with increased capacity for energy harvest (2006) – nature
【画像】

※ keiphoto / PIXTA

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