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『ウィキッド ふたりの魔女』日本語吹替版に高畑充希&清水美依紗が決定!本編映像も公開

  • 2025.1.22

20年以上も愛され続けている不朽のミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』(3月7日公開)。このたび、本作の日本語吹替版キャストに高畑充希、清水美依紗が決定。あわせて、2人からのコメントと最新本編映像が到着した。

【写真を見る】後の“悪い魔女”エルファバの吹替を担当する高畑充希

【写真を見る】後の“悪い魔女”エルファバの吹替を担当する高畑充希 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.
【写真を見る】後の“悪い魔女”エルファバの吹替を担当する高畑充希 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.

エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派シンシア・エリヴォと、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、アリアナ・グランデが主演を務める本作。周りから疎まれ1人孤独に過ごしてきたエルファバ(エリヴォ)と、愛情いっぱいに育てられ常にクラスの人気者として生きてきたグリンダ(グランデ)。オズの国にあるシズ大学で出会った彼女たちは、最初こそ性格や育ってきた環境の違いから反発し合うが、徐々にお互いを理解しかけがえのない友情を築いていく。しかしこの出会いが、その後の2人の人生と、オズの国の運命を永遠に変えてしまう…。

日本だけでなくニューヨークでも『ウィキッド』を観てきた高畑 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.
日本だけでなくニューヨークでも『ウィキッド』を観てきた高畑 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.

後の“悪い魔女”エルファバの吹替を担当するのは、テレビや映画のほか、「ピーター・パン」、「ウェイトレス」、「ミス・サイゴン」など数々の名作舞台で圧倒的な歌唱を披露し、ミュージカル俳優としても長いキャリアを誇る高畑。ブロードウェイミュージカル映画の吹替は今回が初挑戦で、「小さい頃からミュージカルオタクで、日本だけでなくニューヨークでも『ウィキッド』を観てきた私にとって、エルファバという役をやるのは夢の一つでした。今回、映画公開のお話を聞いて、絶対に参加したい!と思い、オーディションに挑戦しました」と熱い意気込みを語る。元々、エルファバ役のエリヴォのファンでもあったことから「シンシアの繊細かつパワフルなお芝居と歌の表現に少しでも近づけたいと思って挑んだのですが、いざ吹替をすると楽曲がすごく難しいことに加えて、彼女の口に合わせて息を吸ったりフェイクを入れたりするのが想像以上に難しい。でもやっぱり何回観てもとても興奮できる映像ばかりだったので、吹替していてとても楽しかったです」と吹替の苦労と手ごたえを明かす。

かつて次世代アリアナ・グランデ発掘オーディションで審査員特別賞を受賞した清水 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.
かつて次世代アリアナ・グランデ発掘オーディションで審査員特別賞を受賞した清水 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.

後の“善い魔女”グリンダの吹替は、歌手、ミュージカル俳優であり今回が吹替初挑戦となる清水が担当する。清水は自身が高校生の頃に参加した次世代アリアナ・グランデ発掘オーディションで審査員特別賞を受賞し、高校卒業後にはニューヨーク・アカデミー・ミュージカル・シアターに留学。帰国後に始動したTikTokではその歌唱力を活かした洋楽カバー動画が広く受け入れられ、近年ではミュージカル「ビートルジュース」、「レ・ミゼラブル」への出演など、着実にその活躍の場を広げている。清水は、「アリアナ・グランデの一ファンとして、彼女の夢が叶った作品で声を当てられることがうれしいという気持ちでいっぱいでした」とファン目線でグリンダ役のグランデへの愛を表現しながら、吹替決定の喜びを素直に振り返っている。

さらに高畑は「私と同じようなミュージカルファンの方も、初めて『ウィキッド』に触れる方でも、存分に楽しめるエンタテインメント作品で、笑って泣けてグッとくる映画になっています。ぜひみなさんにも映画館でその体験をしていただいて、音を浴びてほしいです!」、清水も「本作ではエルファバとグリンダという対照的な2人の友情が描かれていますが、あらゆる世代の人に響く物語になっています。心を込めて演じたので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです!」と作品の揺るぎない魅力をアピール。圧倒的かつ多彩な表現力でミュージカル界でも躍進を続ける2人が、最高のハーモニーを響かせる眩しくてせつない物語に胸が高まる。

本年度のアカデミー賞でも有力候補として注目が集まっている『ウィキッド ふたりの魔女』。高畑充希、清水美依紗による日本語吹替版にも期待してほしい。

<コメント>

元々、エルファバ役のシンシア・エリヴォのファンだった高畑 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.
元々、エルファバ役のシンシア・エリヴォのファンだった高畑 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.

●高畑充希(エルファバ役)

「小さい頃からミュージカルオタクで、日本だけでなくニューヨークでも『ウィキッド』を観てきた私にとって、エルファバという役をやるのは夢の一つでした。今回、映画公開のお話を聞いて、絶対に参加したい!と思い、オーディションに挑戦しました。また、元々ファンでもあるシンシアの繊細かつパワフルなお芝居と歌の表現に少しでも近づけたいと思って挑んだのですが、いざ吹替をすると楽曲がすごく難しいことに加えて、彼女の口に合わせて息を吸ったりフェイクを入れたりするのが想像以上に難しいなと思いつつも、でもやっぱり何回観てもとても興奮できる映像ばかりだったので、吹替していてとても楽しかったです。私と同じようなミュージカルファンの方も、初めて『ウィキッド』に触れる方でも、存分に楽しめるエンタテインメント作品で、笑って泣けてグッとくる作品になっています。ぜひみなさんにも映画館でその体験をしていただいて、音を浴びてほしいです!」

歌唱力を活かしたTikTokでの洋楽カバー動画で注目を集めた清水 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.
歌唱力を活かしたTikTokでの洋楽カバー動画で注目を集めた清水 [c] Universal Studios. All Rights Reserved.

●清水美依紗(グリンダ役)

「アリアナ・グランデの一ファンとして、彼女の夢が叶った作品で声を当てられることがうれしいという気持ちでいっぱいでした。常に新しいものを見せてくれるアリアナは私にとって本当に憧れの人で、普段歌っているR&Bやポップスとは全く違うオペラの歌い方を取り入れたり、コミカルなお芝居をしていたりと素晴らしく、その方の声を当てるのは責任重大だなと思いました。吹替は初めてだったのでやはり難しさを痛感しましたが、声だけで演じる楽しさや、自分の声の新しい発見もあり、凄く良い経験になりました。私が演じたグリンダは、愛らしくて憎めなくて、思ったことを素直にポン!と言ってしまう、本当に可愛らしいキャラクターです。本作ではエルファバとグリンダという対照的な2人の友情が描かれていますが、あらゆる世代の人に響く物語になっています。心を込めて演じたので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです!」

文/平尾嘉浩

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