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24時間以内が勝負!紫外線を「浴びてしまった時」のケア方法

  • 2016.4.8
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春といえば紫外線といってもいいほど、紫外線は春の肌トラブルを招く要因。紫外線量は、3月から増え始め5月にはピークを迎えます。

とはいえ、気温が低い日はついつい紫外線対策をせずに外出してしまうこともあるかもしれません。しかし、実は紫外線を浴びた後24時間以内にケアをすれば、シミができにくくなるかもしれないのです。

そこで今回は、エステティシャンの筆者が、紫外線を浴びてしまった後にオススメのケアをご紹介します。アフターケアはコレで決まりです!

 

■5月から急上昇!紫外線の基礎知識

紫外線には3つの種類があり、その中でも“A波(UV‐A)”、“B波(UV‐B)”が、地上に届く紫外線です。5月に多い紫外線は、“A波(UV‐A)”で、肌の老化に大きな影響を及ぼします。

A波(UV‐A)は、B波(UV‐B)よりも量が多くガラスを通って部屋まで入り込みます。さらに、真皮まで到達するので、コラーゲン線維やエラスチン線維を破壊し、弾力やハリまでも失います。

 

■24時間以内に炎症を抑えることがポイント

肌が紫外線にあたると炎症を起こします。この炎症が一番ひどくなるのが、紫外線にあたってから12~24時間後です。炎症が起こると、肌はより紫外線から身を守ろうとし、メラニンを生成します。

その前に炎症を止めることが大切! 24時間以内に炎症を鎮め、メラニンを活動させないようにケアしましょう。

 

■プロが薦める日焼けケア

日焼けは“やけど”と同じです。ひどくしないためには、冷やすこと! 冷たいシャワーや保冷材、冷やしタオルなどを使って肌を鎮めましょう。

冷却後は保湿をしっかりと行います。ココナッツオイルを使うことも有効です。紫外線を受けた後のやけど肌は、体温が高くなっていて蒸発しやすく、角質層に水分を蓄えておく力が弱くなっているので、いつもよりたっぷりと保湿を行いましょう。

また、保湿をするときは、いつも以上に優しく丁寧に行うことがポイントです。

日焼けの状態によりますが、3~5日後に軽いスクラブ(シュガースクラブがオススメです)を行うと、日焼けでカピカピになった角質層が整い、より化粧水などを吸収して肌が落ち着きます。

 

「24時間以内にケアを行えば大丈夫!」と思うと予防が手抜きになりがちですが、日焼け止めなど日焼け対策はしっかり行ってくださいね!

【筆者略歴】

※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

【画像】

※ Sanit Fuangnakhon / Shutterstock

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