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“整形美人”美玲のトラウマ描写に「胸が苦しい…」共感集まる 韓国版でチャ・ウヌが演じた同級生役イケメンにも視線集中<私は整形美人>

  • 2025.1.17
美玲(石井杏奈)にはトラウマが… 「私は整形美人」第2話場面写真より (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
美玲(石井杏奈)にはトラウマが… 「私は整形美人」第2話場面写真より (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

【写真】キュン…!イケメン同級生・慧(本田響矢)が、美玲(石井杏奈)の肩を抱く

石井杏奈が主演を務めるドラマ「私は整形美人」(毎週木曜深夜1:25-2:25[2話ずつ放送]、フジテレビ/FOD・TVerにて配信)の第1話・2話が1月16日に放送・配信された。整形手術によって別人のようなルックスに生まれ変わった片桐美玲(石井)だが、その心には、過去に容姿のせいで受けたいじめのトラウマがくっきり…。“かわいくなりたい”という女子の永遠の願いをテーマに描く本作に、さっそく視聴者の共感の声が集まった。(以下、ネタバレがあります)

美玲、“別人”に生まれ変わって大学へ

原作は、韓国発の「LINEマンガ」オリジナルwebtoon。日本語を含む全8カ国語で連載された人気作で、日本国内では9500万回以上の閲覧数を記録した(2024年12月時点)。さらに韓国では「私のIDはカンナム美人」(2018年)としてイム・スヒャン&ASTROチャ・ウヌ主演でドラマ化され、チャ・ウヌの“顔天才”ぶりを世に知らしめた作品としても有名だ。

容姿のことでいじめを受けてきた美玲は、大学進学を機に整形手術を受けて新たな人生を歩むことに。手術は成功し、美人に生まれ変わった美玲は大学で同級生たちから「きれいだね」「オーラが違う」「かわいすぎる」とほめられ、幸せを感じていた。だが一方で、美人であるがゆえにトラブルに巻き込まれることも…。さらに、“整形美人”であることが大学の友人たちにバレてしまい、美玲はふたたび絶望する。

完全武装して大学に初めてやってきた美玲(石井杏奈) 「私は整形美人」第1話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
完全武装して大学に初めてやってきた美玲(石井杏奈) 「私は整形美人」第1話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

「お前のこと好きになるわけないじゃん!」

容姿のせいで悪目立ちする人生を送っていた美玲は、整形手術によって実の父親ですら気づかないほどの“別人”に生まれ変わった。だが、彼女が手術によって手に入れたのは、望んでいた“ごく普通の生活”ではなく、美人として目立ちまくってしまう生活だった。容姿をからかわれ、いじめられることから逃げ出したかっただけなのに――。

第1話・2話では、手術を受ける前の美玲を苦しめた回想のいじめシーンが強烈だ。中学時代、男子に屋上で「ずっと前からお前のことが好きだったんだ」と手紙を渡された美玲。だが、手紙を開くとそこには“ドブスのカタギリ”の文字とイラストが…。次の瞬間、男子たちが飛び出してきて、「お前のこと好きになるわけないじゃん!鏡見たことある?」と美玲を侮辱したのだった。

「私は整形美人」第2話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
「私は整形美人」第2話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

トラウマ級の回想シーンに「えげつない…」

また、別の場面では高校時代、香水好きな美玲がクラスメートの女子から「え…美玲、香水使ってんの?マジで?その顔で?」と嘲笑されるシーンも。美玲が外見コンプレックスを抱くに至った背景が、実に生々しくセンセーショナルに描かれている。

美玲が別人になりたいと願った背景もかなり踏み込んで描かれた第1週に、視聴者もくぎ付け。SNSでは「こんなイジメつらすぎる」「えげつない…」「美玲ちゃんがビクビクしてる理由がよくわかる」「ルッキズム問題は周りが思ってる以上に本人のダメージが大きいんだよな…」といった声のほか「美玲ちゃんの気持ちがわかりすぎてつらい」「私の経験と重なる部分もあった。すごく胸が苦しい」と、美玲に共感し寄り添う声も飛び交った。

「私は整形美人」第2話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
「私は整形美人」第2話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

慧役・本田響矢、チャ・ウヌに負けない存在感

なかなかハードな立ち上がりだが、出演陣は美男美女ぞろいで画面は華やか。中でも注目を集めたのが、無口でクールな同級生・坂口慧役の本田響矢だ。

慧は、美玲を軽んじる男子学生・須藤(室井響)やひねくれた目で美玲を見る穂波(久保田紗友)をさりげなくけん制する一方で、見た目のランクにこだわる美玲本人にも「顔より、人を見た目で判断するその性格どうにかしろよ」と厳しい言葉を投げかける。

慧は、韓国版ドラマ「私のIDはカンナム美人」では“マンチッナム(漫画から抜け出したような男)”のキャッチフレーズで知られるイケメン俳優チャ・ウヌが演じたキャラクター(韓国版の役名はト・ギョンソク)。日本版の今作では、連続テレビ小説「虎に翼」(2024年、NHK総合ほか)やNetflixオリジナルドラマ「恋愛バトルロワイヤル」(2024年)でも爪痕を残した注目俳優・本田が演じている。

「私は整形美人」第1話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
「私は整形美人」第1話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

チャ・ウヌにも負けない端正なルックスを初回から存分に披露した本田に、視聴者からも「響矢くんがカッコよすぎてつらい」「響矢くんお顔がキレイすぎる」「50分間ずっとイケメンだった本田響矢くん」「慧くん、見た目も中身も最上級にカッコいい」「響矢くんが映るたびに『カッコイイ』ってつぶやいてる自分」と、その美しさにノックダウンされるファンの声が続出。さっそく注目を集めている。

慧の言葉で、自分自身もルッキズムに偏った考え方をしていたと気づかされた美玲。美玲は“見た目”よりも大切なものに気づくことができるのか…。1月23日(木)深夜に放送&配信開始する第3・4話では、そんな美玲が香水の力に救われたエピソードが描かれる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

「私は整形美人」第2話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
「私は整形美人」第2話場面写真 (C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
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